さぁ~て、さて。。。
五回にわたってお送りした
「マーチンギターファクトリーツァー訪問記」
いかがでしたでしょうか?
特に観光とかあるわけではなく
完全なるお仕事モードでの渡米なのだということ
おわかりいただけたでしょうか?
「いいなぁ~アメリカ。。。」
「私も、いきた~い。。。」
と、何人の知り合いやお客様から
言われたことか。。。。
せめて一日くらい観光があればいいが。。
まったくなし。
まぁ、私にとって「マーチン社」に行くって事が
大きな観光と言えるかもしれないけどね(=⌒▽⌒=)
訪問記の最後は
「運」について語ろうかな。。。
この部屋は
マーチン本社の二階にある大きな応接間。。
でっかいコアのテーブルが印象的な部屋だ。
初日、この部屋で運試しが行われた。。
テーブルに並べられたギターは
この日発表のモデル「D-45CTM」2本と
Eクラプトンの新作モデル「000-28EC/crossroad」
この2種類の詳しい仕様や諸々のデータ発表が
黒澤サイドから発表されたあと
展示のギターをめぐって
激しい争奪戦が繰り広げられるのである。
流れはこうである。。。。
まず、黒澤スタッフから
「目の前のギターをお買い上げ希望のディーラーさんは?」
と静かに問いかけられると。。
ほぼ、半数以上のディーラーが挙手する。
「おおおおおお」とため息が。。。
でも、2本づつしかない。。。
どうするか。。
クジ?阿弥陀クジ?腕相撲?。。。
いやいや、シンプルに
「最初はグージャンケンあいこで」
ジャンケンで勝負するのである。
勝ち進むこと数回。。。
そして、結果、僕は
欲しかった「D-45」の一本を
ゲット!したのでありました。
そいつがこれ(現地画像)
やったー!
「D-45 Commemorative」
1933-1942
Japan Limited Edition
#15 of 91
詳しいスペックは後日
商品ブログで紹介するが
めちゃエエ音してたなぁ。。。
その他にも
カスタムショップで製作された
極上品が多数展示されている。
それらを、1本1本品定め。。
お気に入りの商品を求めたいディーラーは
競合の場合は
ジャンケンで勝負するのである。
これが「運」なのである。。。
こういった運でGETした今回の戦利品は
以下のとおり
この2本の詳しいスペックについても
後日、商品Blogでご紹介しますね。
さぁて、最後に「Marinミュージアム」について
触れておこうかな(^<^)
マーチン本社の1階には
180年のマーチンギターの歴史がひと目でわかる
マーチンミュージアム(博物館)がある。
今回は、
この博物館を担当している
前出の「ディック・ボーク」が
私たちに詳しく解説をしてくれた。
昔のギター工房を再現した
コーナーには、当時使われていた
工具なども展示されていた。
かつて製作していたマンドリンも
多数展示されていて。。
その歴史の深さを感じさせてくれる。。
そして、やはり最も興味深いのは
マーチンギターを使ってた
著名なアーチストコーナーだ。
アーチストにとってギターは
大切な相棒。。
時代を創った彼らが使用していた
そのマーチンギターが展示されているのだ。
今回のツァーを通じて
お気に入りのギターがGETできたのはもちろんだが
全国から選抜された
全国区の有名楽器店のアコギ担当者や
マネージャーなどと交流がもてたことも
大きな収穫。。
北陸の片田舎から出てきた
親父の話を嫌な顔せず聞いてくれた彼らに感謝だ。
もちろん、同行してくれた
黒沢楽器のスタッフの面々
そして何より最大の笑顔と待遇で
私たちを受け入れてくれたマーチン社に
心から感謝を申し上げ
今回のファクトリーツァーレポートを
終わりにしたい。
ご愛読ありがとうございました。