こんにちは【Pono Yoga】です
私が普段教えさせていただいているのは、
生徒さんに合わせて難易度を変えていける
ベーシックなハタヨガですが、
私自身がインストラクターとして日々の練習にしているのは、
【アシュタンガヨガ(アシュタンガヴィンヤサヨガ)】というヨガです。
今日はこの私の大好きなスタイルのヨガをご紹介します。
アシュタンガヨガは、
シュリ・K・パタヴィジョイス(1915~2009)により
南インドのマイソール地方で伝えられていた
呼吸と動きを連動させて、流れるように動いていく
「ヴィンヤサヨガ」と呼ばれるヨガのひとつです。
(現在は、孫のシャラート師が
アシュタンガヨガ・リサーチ・インスティテューションのディレクターとして
マイソールでの指導を引き継いでいます)
アシュタンガヨガでは、
アーサナの順番がきまっていて、
基本的にそれぞれ5呼吸ずつキープして、
次のアーサナへと移っていきます。
プライマリーシリーズから始まり、6つのシリーズがあります。
1.プライマリーシリーズ(初級:体の浄化)
2.インターミディエイトシリーズ(中級:神経・心の浄化)
3.アドバンスAシリーズ(上級:安定した力)
4.アドバンスBシリーズ(上級:安定した力)
5.アドバンスCシリーズ(上級:安定した力)
6.アドバンスDシリーズ(上級:安定した力)
正確な数字はわかりませんが、
私のこれまで出会った方では、
8~9割の方がプライマリー又はインターミディエイトまでの練習を行っていて、
一握りの方がアドバンスAまでを練習しています。
国際的に教え得られている数人の方がアドバンスCまで
練習されているというのを聞いたことがありますが、
なかなか到達するのが難しいレベルだと思います。
ヨガと出会って20年の私ですが、
3年前にアシュタンガヨガに出会って、
これまでのヨガとは全く違うレベルの
力強い浄化力を感じ、驚いたのを今も覚えています。
当時、私は次男を出産してまもなく、
長男からの難産の連続で骨盤も身体も
大きくゆがんだ状態にありました。
それが、アシュタンガの練習を重ねていく中で
一つ一つ浮上してきて、消えていくという体験を重ねてきました。
そして私の身体(そして心も)はこの3年で大きく変化しました。
これは後から知ったことですが、
パタビジョイス師は、健康な人がアクロバット的なアーサナを追求する為の指導より、
身体的疾患を抱える人々の為の治療的ヨガにまず重きを置いていたそうです。
師の元には、医師達がさじを投げた
西洋医学では治らないとされているような
難病患者たち(例えばハンセン病、喘息、肢体麻痺、糖尿病など)
が送り込まれ、その症状が軽減されたり、完全に治ってしまったと言われています。
それは、医師たちが、師のヨガが、
人が本来持つ、自然治癒の可能性を導き引き出すと認知していた証拠でもあります。
アシュタンガの実践者たちは、
パタビジョイス師のことをグルジ(最愛なる師)と呼びますが、
グルジは、アシュタンガヨガは、
「99%のプラクティスと1%のセオリ―」
が大切だと言っていたそうです。
アシュタンガヨガでは
ディリープラクティス(毎日の練習)を大切にしています。
頭を空にしてひたすらアーサナのシークエンスを日々実践することで、
本来の身体の働きやつながりをとり戻すだけでなく、
意識を惑わす思い癖に変化が出てきて、過去のトラウマから自由になったり、
人生における大切なことを思いだしたりすることで、
心も強くしてくれるとても深いヨガだと感じています。
今日は簡単なアシュタンガヨガのご紹介に終わりましたが、
これからも時々アシュタンガヨガの記事を書いていきたいと思います。
今日もあなたが幸せでありますように。
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