死にたい気持ちは

20歳を過ぎた時に、ある人と出会ってから薄らいだ・・・

その人も死にたいと思ったことが、恐らくあったのだと思う・・・


「一緒に死のうか」って言われた・・・

でも何故だろう?

咄嗟に「嫌だ」と答えた・・・


その人は「完全自殺マニュアル」という本を持っていた

その本を借りて読んだ・・・


完璧に自殺しなければ=失敗する

と、こんなことになりますよ


だから・・・

完璧に死ぬには、こうした方がいい


そして・・・

その方法で死んだら、死体はこうなりますよ


という内容が書いてある本だった・・・


例えば・・・


睡眠薬なら致死量を飲まないといけない

もし飲む量を失敗すると

胃洗浄で苦しい思いをする



首つり自殺をすると

死後、見苦しい姿になる
(舌がだらんと伸びるとかだったかな?)

とか・・・


そんな内容だったと思う・・・


それを読んで

なんだか逆に自殺したくなくなった・・・

(綺麗に完璧に自殺するもの大変ね
って思ったのかどうか・・・記憶にないけど・・・)



でも・・・

その本を参考にして

自殺した人もいたらしい・・・・





毎日思っていた「死にたい気持ち」は

なくなりはしなかったけど

年に何度かに変わった・・・



その人と別れてからは

「死にたいと」考える時間がなくなるように

辛いことを思い出さないように・・・

働きまくっていた・・・