☆2022年6月30日(木)マチネ パルコ劇場

 二度目の鑑賞です。大まかなことがわかっているからこそ、さらにいろいろなことに目が行く、大変楽しい観劇となりました。

 

 冒頭の船が到着するシーンは、活気が溢れ、上演を重ねてきた分、キャストさん同士の息がぴったりな感じが心地よかった。

 

 ジェニー福井さんの「妖艶な姿と歌声の迫力」は、何度見てもいいものでした。

 他の方がセンターで演じている時も、ジェニーは熱い視線をマックに送っている…そんなところも、初見でないからこそ、気付けたのでした。

 

 そして後半のマックの独白。胸が締め付けられます。「ただいま…」。言葉は平易、でも内容は重い。

 脚本・演出のチョン・ウィシンさん、さすがです。

 

 東京は終えても、全国各都市での公演は続きます。どうか無事に完走して欲しいと願っています。

 特に、このお話の舞台となった大阪の公演は、きっと盛り上がることでしょう。

 

 実は、2008年に「ベガーズオペラ」として上演されたもの=原作は「三文オペラ」も観ています。

 キャストも豪華でしたが、この「てなもんや」とは全く違った雰囲気で、その時書いたものを読み返すのも楽しいものでした。

 当時はまだブログを始めていなかったため、あくまで個人的な記録ですが…。

 

 そのことは、別にアップします。