日米TPP協議再開 合意困難、継続の見通し | ポン吉のブログー反TPP宣言ー

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安倍総理がTPPの交渉参加を表明した事を受けて、TPP断固反対の立場でブログを書いていきたいと思います。たまに新自由主義批判やチャンネル桜批判もします。

日米TPP協議再開 合意困難、継続の見通し
http://www.asahi.com/articles/ASG4B2G68G4BULFA001.html

以下引用

環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で、甘利明TPP相と米通商代表部(USTR)のフロマン代表は10日午前、東京・永田町の内閣府で閣僚会談を再開した。9日の会談で溝は埋まらず、10日も当初は昼までだった終了時間を延長して協議を続けるが、大筋合意は困難とみられる。24日に予定されている日米首脳会談に向け、今後も協議を続ける見通し。

 甘利氏は会談前、記者団に「残されている時間は少ないが、議論を徹底的に深めていきたい」と語る一方、「全体的にまだ距離感がかなりある」とも述べた。フロマン氏は記者団の呼びかけには応えなかった。会談は事務方を交えず、甘利、フロマン両氏と通訳だけで始まったという。

9日の会談は約11時間に及んだが、焦点の牛・豚肉など「重要5項目」とよばれる日本の農産品や自動車の関税引き下げをめぐって対立が続いている。


引用終わり



今日、報道ステーションで日米共同宣言の事を今更やっていました。その中で古舘伊知郎氏がTPPが聖域なき関税撤廃では無いから参加したのにおかしい、騙された!というような事を言っています。当時も日米共同宣言でTPPは変質した、別のステージに突入したとデマを流す人がいました。それでは実際はどうなのか見てみましょう。



●日米共同宣言でTPPは変質したか?

日米共同宣言全文を見てみましょう。

日米両政府は、TPP交渉に参加する場合には、全ての物品が交渉の対象になること、及び、日本が他の交渉参加国とともに、 2011年11月12日にTPP首脳によって表明された「TPPの輪郭(アウトライン)」において示された包括的で高い水準の協定を達成していくことになることを確認する。 日本には一定の農産品、米国には一定の工業製品というように、両国ともに2国間貿易上の微妙な点が存在することを認識しつつ、両政府は、最終的な結果は交渉の中で決まっていくものであることから、TPP交渉参加に際し、一方的に全ての関税撤廃をあらかじめ約束するよう求められるものではないことを確認する。 両政府は、TPP参加への日本のあり得べき関心についての2国間協議を継続する。これらの協議は進展を見せているが、自動車部門や保険部門に関する残された懸案事項に対処し、その他の非関税措置に対処し、TPPの高い水準を満たすことについて作業を完了することを含め、解決すべき作業が残されている。」



赤字が日本とってキツイ部分
緑を根拠に青が勝ち取ったとされる部分です。



では、日本が日米共同声明で勝ち取ったものとは何か?

●日本が日米共同声明で"唯一"勝ち取ったもとは
日本は交渉参加時に、アメリカ等の他の参加国がやらなくて良いにも拘らず、日本だけが一方的に全ての関税撤廃をしなければならないという事ではないですよ。



これが当時、大騒ぎされた安倍総理の交渉力です。読めばわかりますが日本だけ全ての関税撤廃をしなければいけない事ではないなんて当たり前の事です。しかし、報道ステーションはいけしゃあしゃあと今、知ったかのように報じていました。一年前からこのブログでは書いていたんですけどね。本当、報道ステーションよりもポン吉のブログの方が役にたちますね。




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