TPPで日本、関税撤廃協議に間に合わず2 | ポン吉のブログー反TPP宣言ー

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安倍総理がTPPの交渉参加を表明した事を受けて、TPP断固反対の立場でブログを書いていきたいと思います。たまに新自由主義批判やチャンネル桜批判もします。

さあ、今日も睡眠を削って書いておりますよ~。私はしつこい男なのです。昨日紹介した記事についてもう一度考えてみたいと思います。


以下引用

日本、関税撤廃協議に間に合わず TPPマレーシア会合

http://www.47news.jp/smp/CN/201307/CN2013071101001873.html

マレーシアで15~25日に開かれる環太平洋連携協定(TPP)交渉会合で、日本の合流が、工業品や農産品の関税撤廃を扱う「市場アクセス」分野の協議に間に合わないことが11日、政府関係者への取材で分かった。合流する見通しの23日午後の段階で「市場アクセス」の協議日程が終わっているためだ。 

日本は初めて臨む交渉会合で、最大の焦点である関税撤廃の議論に加わることができない。参加の出遅れが実際の交渉に大きく響く形となった。 

交渉会合は「市場アクセス」「投資」「知的財産」など分野別に日程を振り分けて議論を進める。「市場アクセス」は15日から5日間程度議論されるという。


引用終わり。



この記事はTPP反対派に取っては余りインパクトがない記事かもしれません。何故なら。

・TPPは関税だけの問題ではない。

・元々守れないのは分かっていた。

・非関税障壁の方が重要だ。




等々、これらの意見は正論だと思います。しかし、現実を考えてもらいたいと思います。つまり、テレビや新聞での知識しかなく何となくTPP交渉参加に賛成している過半数の人々です。彼らはこう信じこまされています。

・TPPは農業と工業製品の関税の問題である。

・農業を譲歩して犠牲にする代わりに工業製品で譲歩を獲得して、トータルでプラスに持っていくことが国益だ。

・そもそも、非関税障壁の話はよく知らない。

・安倍政権は交渉力がある。(関税について)攻めるものは攻め、守るものは守ってくれるに違いない。




ところが、この日本が関税撤廃協議に間に合わないという記事はそんなマスコミの作り上げてきた虚構を全部突き崩す強力な記事です。


つまり、関税については全部、相手の言いなりにならなければいけないのです。

・お米等の農作物は守れない。

・自動車等工業製品で譲歩を引き出せない。


だって関税撤廃協議に参加出来ないんですから。


「じゃあなんでTPPの交渉に参加するの?」と普通なりますよ。


しかも、交渉力もなにもあったものじゃありません。自民党の公約。「交渉力を駆使し、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻めることにより、国益にかなう最善の道を追求する」これ関税の事を言っているんでしょ?関税撤廃の交渉に参加出来ないんですから、攻めることも守ることも出来ません。このままTPP交渉に参加したら自民党の公約違反になるんじゃないですか?



TPP推進派にも注目です。自由貿易のメリットないですよ。だって関税撤廃協議に参加出来ないんですから。日本に有利なルール作りなんてできませんよ?どこが骨抜きなんですか?



どうかこの記事を拡散してください。特にTPPについて余り詳しくない人に与える効果は絶大だと思うんですが、余り反響が少ないみたいですね。この記事を読んだとき私は小躍りしたんですが、何か私の勘違いなんでしょうか?



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