女性の社会進出



あくまで私の主観ですが、

社会的地位の高い男性ほど女性の社会参加を望む声が強い気がします。

女性の社会進出が進めば生産人口が増え、すべての経済問題が解決する

とすら思い込んでいる人も多いわけです。

私は別に女性の社会進出に反対の立場ではありません。

働きたい人は働けばいいんじゃないかと思うわけです。

優秀な人はたくさんいるわけですしね。

ただ、無理にでもそれを推し進めようとすることについては

懐疑的なだけなのです。

仮に女性の社会進出を進めたとして、

デフレ下では仕事の需要は限られているわけですから、

普通に高い給与の正社員がいらなくわけです。

そうなると、平均所得は下がっていきますね。

平均所得が下がれば、旦那さんの給与では食べていけなくなるわけで、

さらに女性の社会進出は進まざるを得ません。

百歩譲ってそれを良しとしたとして、

最近は女性が社会参加するために、移民を受け入れて、

発展途上国の人を「育児代行」として雇えばいいという議論まで

耳にするようになりました。

でも、それを日本で進めるとどうなるか?

これに関して、おもしろい記事があったのでシェアします。

育児代行先進国フィリピンからの「育児代行“不要”論」
http://asread.info/archives/1074


なかなか身につまされる話ですね。


リンクサイト
http://asread.info/archives/1074



私が子供のころ、母は専業主婦でした。

私は母に愛され躾られながら育ちました。

しかしフィリピンには、母親が会社などで働いていたため、

「育児代行」をする「ナニー」に育てられた人もいます。

「中流層」にはナニーを雇って子供の面倒を見てもらっている家庭が多いのです。

というわけで「女性の社会進出」という面に関しては、

日本に比べてフィリピンの方が「進んでいる」と言えるかもしれません。

ただ、キャリアに専念する「勝ち組」の女性と、

その女性の子供の面倒を見る「負け組」の女性とで

社会が別れてしまっているという見方もできます。

ナニーも“職業”である以上、交代することもある。

私はナニーではなく、母親に育てられたことをよかったと思っています。

母も、結婚するまでは働いていたのですが、

母親とは自分の子供の面倒を見るものだと信じて子供ができたときに

専業主婦になることを選んだわけです。

もちろん、ナニーに育ててもらって「普通」の大人となった人もたくさんいるでしょう。

とはいえ、ナニーはあくまでも「雇われ人」です。

他人の子供を自分の子供のように愛して育てることはできないとは言いませんが、

普通に考えるとナニーによって育てられるのと母親によって育てられるのとでは、

「本質的」な違いがあると言えるでしょう。

もちろん、自分が雇ったナニーの仕事をきちんと管理する母親もいるでしょうし、

献身的でいい仕事をするナニーもいるでしょうが、

どうしてもナニーに育ててもらうことで支障が出ることもあるのです。

例えば、ある奥様が会社で働いていて、子供の面倒をナニーに託していました。

しばらくしたら子供が病気しがちになっていたため病院に連れていきました。

医者の話によるとなんと、子供が栄養失調だそうです。

色々と調べたところ、ナニーが嫌がる子供にご飯を食べさせるのを諦め、

お菓子などばかり食べさせていたことが判明しました。

また、フィリピンでは母親がキャリアウーマンでナニーを雇っているような

家庭の子供は躾が悪いとしばしば聞きます。

もちろん実の母親であっても子育てを完璧にできる人はいないでしょうが、

他人の子供を育てることになると尚更でしょう。

全体的なデータや統計は分かりませんが、

これらのような事実があることを誰でも直感的に理解できるのではないでしょうか。

事情があってナニーに頼らざるを得ない家庭もありますが、

子供が自分の母親に愛されて育てられた方が本来の育児だと、

多くの人は賛同できると思います。


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