フルトヴェングラー/ベートーヴェン:序曲「コリオラン」(2022年新復刻) | ponchanのブログ

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私のクラシックSPレコードコレクションを紹介します。(旧ブログ名「スターリングのある部屋」)
※音源のリンク切れは現在復旧作業中です。

 

ベートーヴェン:序曲「コリオラン」作品62
BEETHOVEN: Coriolan,op.62 - Overture

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Wiener Philharmoniker
指揮:ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
Conductor: Wilhelm Furtwängler 

録音:1947年11月25日 Wien, Grosser Saal, Musikverein
英HMV D.B.6625
Matrix:2VH 7101/2

音声ファイル
WAVファイル(96kHz/24bit)(ギガファイル便・期限:2023年3月11日)
MP3ファイル(192kbps)(googleドライブ)
 

Turntable:Technics SP-15
Cartridge:Audio-Technica AT-MONO3/SP
Phono-Equalizer:Luxman C-05
Equalisation:Rec-O-Kut Re-Equalizer(turnover:300Hz、rolloff:flat)
transferred from 78rpm records at 78rpm


今回からは、過去に復刻したフルトヴェングラーのSPを新たに復刻した音源を、順次アップしていきたいと考えています。
まず、第1弾として、私が特に大好きな1947年録音の「コリオラン」序曲をお聴きいただきたいと思います。

前回復刻したのは、今から10年前の2012年のことになりますが、当時は今と復刻環境が大分違っていました。
・当時はグラフィックイコライザーで耳を頼りにアバウトなイコライジングしていましたが、今使用しているイコライザーはSPのイコライジングカーブに対応しており、正確な復刻が可能。
・アナログ→デジタル変換器 当時は48kHzまでの対応でしたが、今は96khz/24bitまで対応。

それにより、今回の復刻は過去の復刻と比較し、まるでモノクロ映像がカラーになったほどの音色の違いがあります。

(参考:前回復刻記事(2012年))
https://ameblo.jp/ponchan-201912/entry-12556079792.html
 
改めてこの録音を耳にして、当時としては中々の優秀録音ではないかと思いました。ノイズが無ければ1950年代の録音にも匹敵する程です。
今回は折角なので、ハイレゾで復刻し、非圧縮のWAVファイルでアップしました(期間限定)。

私は今まで聴いてきた中では、フルトヴェングラーの「コリオラン」が一番好きです。冒頭2音のインパクト、本当に悲劇という感じがして素晴らしいです。