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ズボラな乳がんワーママのぱるです！
乳がんになってわかったのは、
自分が想像できる範囲を超えたことは、
共感も理解もできない。
できるのは、
分かったつもりになることだけ
ってこと。
一時期、余命宣告された人の本を読むのにハマったことがあった。
本を読んで、
私がこの人だったらどうするだろう？
この人の家族だったらどうするだろう？
ってよく妄想してたから、
「もし、病気になったら」
っていうのは他の人より意識してたと思う。
でも、実際に乳がんになってみて、
想像とは全く違った。
健康な時には絶対に思わなかった葛藤が
ちょっとしたことで
沸き起こって、
そんな自分が小さくてイヤな人間に感じて、
すごく苦しいと思うことが増えた。
健康だったときは、
相手が励ますつもりで
何気なく言った一言に
こんなにも傷つくことがあるなんて思いもしなかった。
励ますつもりだっただろう言葉に
励ますつもりだっただろう相手に
こんなにも怒り、
悲しみしか感じられない自分が
すごく嫌なひねくれた人間にしか思えなくて、
だからバチが当たったのかも？
だからがんになったのかも？
って思えて悲しくなる。
今までは意識しなかったような
小さい体の変化に
転移した？
リンパ浮腫になった？
ってイチイチ過敏になって、
死ぬかもって、
恐怖を感じる。
自分が些細なことでキズつくようになって、
もしかしたら何気ない一言が
誰かを傷つけるのかもって、
書くことも言うことも
怖くなる。
こんなこと、
当事者でもないのに
自分事として
想像だけで理解するなんて絶対ムリ。
だから、
「私は善意の発言でも傷つく可能性が高い」
っていう前提で、
「それでもその人と乳がんの話をしたいと思うか？」
いいと思える相手にだけグチや思いを言う
って決めました。
自分の心を守るためです。
話してみて
やっぱり傷ついたら、
その人とはもう乳がんの話はしない。
ルミナルA転移なしで
全摘手術とホルモン治療しかしてない私が
放射線や抗がん剤をやっている人の
葛藤や苦しみを
本当の意味で理解できるはずがない、
と思っているので、
もし、私のブログやツイッターが不快だったら、
ブロックしてほしいです。
あなたが傷つく危険性があるものは、
あなたの世界から排除してほしい。
あなたの心を守るために。
受け手の心の状態や状況によっても、
「今日は傷つかなかったけど、
3週間前に言われたときは傷ついたな」
とかもあると思う。
タイミングもあるしね。
健康な人に言われた何気ない一言、
今でもいちいち
「なんでそんなこと言うの？」
と憤りを感じることが多いけど、
「自分も、健康な時はそう思ってたかな」
って思いなおしたら、
少しは心が落ち着く。
（怒りがなくなるわけじゃないけど）
乳がんになってから、
心情のアップダウンが激しくて
自分でもびっくり
人生は、修行だー
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最後までお読みいただきありがとうございました
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