2009年1月、イザベラ諸島で新種のピンクイグアナが発見されましたね。

なんとピンク、かわいいにも程があります♪


ナショナルジオグラフィックの記事


そして昨日、その続報がありました。 以下引用(毎日jp)



ガラパゴスブログ

南米エクアドルのガラパゴス諸島で見つかった新種のリクイグアナ「イグアナ・ロサーダ(ピンクイグアナ)」の自然繁殖が、ガラパゴス国立公園局などの研究チームの調査で初めて確認された。

これまで子供が見つからず、絶滅が心配されていたが、100頭余りの個体も確認された。

公園局は「予想したほどの危機ではなかった。進化を探る遺伝子解析などを進める時間的余裕ができた」と感激している。


 ピンクイグアナは同諸島最大の島、イサベラ島北部のウォルフ火山(1707メートル)の火口付近でだけ見つかっている。86年に最初に目撃され、06年にイタリアの大学などが調査を実施。体はピンク地に黒い模様があり、同諸島に生息する2種類のリクイグアナより大型の新種と判明した。

 4~5月、研究チームが火口付近の一帯を調べたところ、101頭(オス55頭、メス46頭)を発見、一時捕獲して血液を採取した。ふ化後間もない子供も初めて目撃した。今後、血液の遺伝子を分析して、ピンクイグアナの進化の過程を探るほか、餌の種類などの生態を調べ、保護の方針を立てるという。


 この発見について、NGO(非政府組織)「ガラパゴス自然保護基金」代表でフォトジャーナリストの藤原幸一さんは「ほぼ未踏の地でも外来動植物や感染症は入り込み、固有種を絶滅の危機に陥れる可能性がある。ピンクイグアナでも生息域の保護と同時に別の場所で飼育する対策が必要かもしれない」と対策強化を訴えている。


(引用終わり)


うーん、まるで絵本から抜け出してきたようなキュートさ。

そして、良くないニュースの多い中、順調に繁殖していることに大きな喜びを感じます。

ガラパゴスの奥深さを象徴するようなニュースですね♪