春に続き光星学院を破る


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 第94回全国高校野球選手権・最終日(23日、大阪桐蔭3-0光星学院、甲子園)決勝は4年ぶり6度目出場の大阪桐蔭(大阪)が、2年連続6度目出場の光星学院(青森)を今春のセンバツ決勝に続き下し、史上7校目の春夏連覇を達成した。

【写真で見る】優勝を決め喜びを爆発させる大阪桐蔭・藤浪ら

 序盤は両校の先発投手が粘りを見せた。一回、大阪桐蔭先発の藤浪は2三振を奪い三者凡退で終えた。光星学院先発の金沢は二死満塁のピンチを招くが、笠松を三ゴロに打ち取り、無失点で終えた。二回、光星学院は二死二、三塁の先制機をつくるが、木村が左飛に倒れ無得点。三回、大阪桐蔭は無死満塁のチャンスをつくるが、4番・田端は三ゴロで三塁封殺、三走もタッチアウト。その後、二死満塁とするも笠松が一邪飛に倒れ先制ならず。

 大阪桐蔭は四回、先頭の白水が中越えに本塁打を放ち、1点を先制し均衡を破った。五回には、無死一、二塁から笠松の三塁前へのバントが一塁への悪送球を誘い、2者が一気に生還し3点目を挙げた。

 大阪桐蔭先発の藤浪はわずか2安打に抑える圧巻の投球で、準決勝に続き完封した。

 光星学院は先発の金沢が再三のピンチに粘りを見せていたが、本塁打と味方のエラーで失点。打線も二回の先制機を逃し、その後は反撃の糸口をつかめなかった。昨夏、今春センバツに続く準優勝で、東北勢初の甲子園優勝はならなかった。

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 女優の綾瀬はるかさん主演の「映画 ひみつのアッコちゃん」(川村泰祐監督)の劇中で変身する13種類の職業のビジュアルが20日、東京メトロ新宿駅や各種情報サイトなどで公開された。公開された「女医」バージョンで綾瀬さんは、髪をまとめて黒縁メガネをかけ、白衣をサラリと着こなした知的でキュートなイメージのドクターに変身している。

【写真特集】東京の地下をジャックしたアッコちゃんの変身姿

 「ひみつのアッコちゃん」は、故・赤塚不二夫さんが少女マンガ誌「りぼん」(集英社)で1962年から連載した少女マンガが原作で、過去3回テレビアニメも放送された人気作。同映画は、アッコちゃん誕生50周年を記念して製作。10歳の小学生・加賀美あつ子が、鏡の精からもらった魔法のコンパクトで22歳の大学生に変身し、化粧品会社に勤める初恋の男性(岡田さん)のために、子どもならではの奇想天外なアイデアで買収問題に巻き込まれた彼の化粧品会社の危機に立ち向かうという、現代に合わせたオリジナルストーリー。

 劇中で、女医、フィギュアスケーター、キャビンアテンダント、女性会社員、警官、バイクレーサー……など、次々に思い通りの姿に変身する綾瀬さん扮(ふん)するアッコちゃんの“13変化”は、各サイトのほか、アッコちゃん一色に飾られた東京メトロ各路線の車両1台、東京メトロ新宿駅の大型ボードでも、26日までの1週間限定で見ることができる。映画は9月1日から全国公開。

赤リップで妖艶に変身


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 女優の綾瀬はるかが、イメージキャラクターを務めるスキンケアブランド『SK-II』のメイクアップライン『SK-II COLOR』の新CMで、8年ぶりというショートヘアを披露していることが19日、わかった。ヘアウィッグで大胆なベリーショートに変身した綾瀬は、真っ赤なリップで妖艶な姿を見せている。

【CMカット】赤いドレス姿でソファーに座りメイクする綾瀬

 リップに合わせた真っ赤なドレス姿の綾瀬は、鏡を見ながらメイク中。美しい透明肌が一層引き立つ赤をメインにした、“勝負メイク”の綾瀬が印象的だ。艶っぽい表情や女性らしい仕草など、魅力あふれるCMとなっている。

 普段、赤いリップをあまり使わないという綾瀬は、今回のメイクに大満足。プライベートでも「赤いリップをつけて、あとはナチュラルに。洋服もカジュアルにしてヌケ感を意識して楽しんでみたいです。パーティーにも行ってみたい!」とノリノリだったという。

 新CM『SK-II COLOR パーティー』篇は、21日より全国で放送開始。

けがから復活の300号達成に
「想像できなかった」


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巨人は17日、本拠地・東京ドームでの広島戦に5対0と勝利した。

 以下はプロ15年目で史上37人目となる通算300号本塁打を記録した高橋由伸のコメント。

「(大歓声で迎えられたが?)本当にいつもたくさんの歓声をいただいてうれしいです。(前の打席もレフトフライで、次の打席でレフトスタンドに飛び込む本塁打を打ったが?)前も悪くなかったんですけど、ちょっと差し込まれたので、次の打席は思い切って振り切れました。(スタンドインした瞬間の気持ちは?)哲(内海哲也)が頑張っていたので、援護したいと頭がいっぱいでした。

(通算30
いたので、援護したいと頭がいっぱいでした。

(通算300号だが?)けがをしてから数字というものは頭から離れていたし、ここずっとは皆さんから300号のことを言われていたので、開放されることは良かったです。

(今季は良い場面での一発が多いが?)いつも打てれば良いんですけど、これからも勝負どころで打てるように頑張ります。

(2009年はけがで1打席しか立てず、そこからの復活だが?)こうして野球をできることが想像できなかったんですけど、今は充実しています。(09年以外は毎年2桁本塁打を放っているが、今年もあと2本で2桁だが?)残り試合も40ぐらいで大事な試合が続くので、貴重な一打が打てれば良いと思います。

(今後は自身の1打席1打席が重要となるが?)僕自身もそうですし、チームもそうですけど、試合は続きますので目の前の試合を大事にしたいと思います」



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 ソフトバンクの小久保裕紀内野手(40)が14日、今季限りでの現役引退を表明した。出場機会がなかったロッテ戦(ヤフーD)の試合後に会見を開き、「自分が思い描くようにボールが飛ばなくなった」と理由を明かした。昨年に通算400本塁打、今年6月に史上41人目となる通算2000安打を達成した球界を代表するバットマンは、リーグ3連覇、2年連続日本一を現役最後の花道にする。

 無数のフラッシュを浴びた小久保は、真っ赤な目にうっすら涙を浮かべていた。深々と一礼し、言葉を絞り出した。「きょうの午後に王会長と秋山監督、小林(海外兼中長期戦略部)部長に今シーズン限りで引退しますと話をしました」。進退を一任されていた球団の功労者は、今季限りでユニホームを脱ぐことを決めた。

 体に8度、メスを入れた。その野球人生は最後の最後まで故障との闘いだった。今年5月25日、通算2000安打に王手をかけながら腰椎椎間板ヘルニアで抹消。日常生活にも支障をきたすほどだった。奇跡的に回復したが、故障の後遺症に加えて、年齢による衰えにも逆らえなくなった。

 8日の日本ハム戦(帯広)で通算411本塁打となる今季2号3ランを放った際、冗談めかして「引退するまでホームランが打てないと思っていた」と話したが、これは本音だった。「とらえた当たりが入らなかったりとかが、かなりあった」と、この日の会見でも漏らした。入団2年目の95年に28本塁打でキングを獲得した男は、師である王会長と同様、最後までアーチにこだわり続けてきた。単打狙いの打撃は、美学に反した。

 低迷を続けた前身のダイエーを再建させ、2004年からの3年間は巨人でもプレー。07年に復帰したソフトバンクではキャプテンとして若きチームを引っ張った。だが、まだシーズンが残っている以上、現役生活を振り返ることはしない。

 「ここから成績を上げて惜しまれながら引退したい。まだ優勝の可能性は残っている。3連覇を成し遂げて終わりたい」とリーグ3連覇、連続日本一を誓った小久保。小久保の目の輝きは、まだ失われてはいなかった。

 ◆小久保 裕紀(こくぼ・ひろき)1971年10月8日、和歌山県生まれ。40歳。和歌山・星林高から青学大を経て、93年逆指名でのドラフト2位でダイエー(現ソフトバンク)入団。95年に本塁打王、97年に打点王。04年巨人移籍。07年FA宣言し、ソフトバンクに復帰した。09年からキャプテン。11年日本シリーズでは40歳1か月で史上最年長MVP。今年6月24日の日本ハム戦で41人目の通算2000安打を達成した。182センチ、87キロ。右投右打。既婚。