タイトル通りである。
本日のチャートを見てほしい。
日本株は大幅に下落。38000円台半ばまで低下し、前日までの水準に戻ることはなかった。
昨晩の米国株に引っ張られた形だろう。
すなわち、「利下げ先延ばし予想」と「中東情勢」である。
米国の高金利が続くだろうとの観測からドル買いとなり、ドル高が進んだ。
それに相まって、中東情勢が不安定となり、安全資産の米国債にマネーが集中した。
そんなところだろうか。
まあ、無理はない。
不安定な社会情勢の中、安全資産と呼ばれる米国債が株並みの利回りなのである。
どう考えたって株に勝ち目はない。
円安が進んで割安となった日本株が買われるか...。
そんな淡い期待もあったが、結果はかくのごとし。
もちろん、これまでにも米国株が大きく値をさげることがあった。
しかし、大抵その翌日には元の水準にもどる。
株価が下がるということは、ある意味買い時・チャンスであるのだから。
しかし、今回はそうなるだろうか?
事情がこれまでとは大きく異なっている。
このまま米国株が下がり続ければ、当然日本株もそれに引っ張られるであろう。
そして、その可能性はかなり大きいのではないか。そう思ってしまう。
さあ、どうなるか。
また明日の回診でお会いしましょう。