昨晩米国CPIが発表された。
コア指数ともに市場予測を上回り、利下げトレンドはさらに下火となった。
嵐のような一晩。(アメリカでは日中だけれども...)その結果が下である。
株価は下落。
長期国債利回りは大きく上昇。
そして...
ドル円はとうとう153円まで円安が進んだ。
利下げになるか、見送られるかが今の相場の最も重要なポイントであることは説明してきた通りである。
早期に利下げに踏み切ってもらいたいと考えている勢力も増えてきている一方で、インフレ再燃を懸念してなかなか利上げに踏み切りづらい状態となっているのも事実である。
そして、日本が利上げできない状態となっているのも説明してきた通りだ。
下の過去記事を見ればわかると思う。なぜ日本が大規模な利上げに踏み切れないかが。
円の価値は下がり続けているが、現状これの打開策はほぼ存在しないといっていいだろう。
米国の利下げがすすむことを祈るのみ...といったところだろうか。
こんな状態であるから、本日の日本株はなかなか上昇しづらいと思われる。
しばらくは39000円台といったところだろうか。
なかなか本業が忙しくて更新できなくて申し訳ない...。本日は夕回診で少々詳しくお話できればと思う。