週明けにいきなり1時間以上もする動画...そんなこと言わずに是非観てもらいたい。時間ある時で良いので。
「日本はいつか財政破綻する」という話は何度も聞いたことがあると思う。
国債発行で国の借金が膨れ上がって、大変なことになっている...と。
三橋貴明さんは、そういった主張に真っ向から反論してきた方。「財政破綻なんてするはずない」と。
この動画も分かりやすそうでなかなか難しい。自分も最初はなかなか理解できなかった。
それでも勉強になるので是非ご視聴をお勧めしたい。
山本太郎...ホントに理解できているのかな...。それはまあ、いいのだけれども。
本当に大雑把に、分かりやすくいってしまえば、前回当ブログで書いてきたこと。
金利の爆下げ・国債の爆買いがなされているうちは、日本政府も日本銀行も機関投資家もみんな幸せ。
日本銀行が機関投資家の国債を買い、お金を払う。
機関投資家は政府の国債を買い、金利を受け取る。
機関投資家は国債を日本銀行に売り、お金を受け取る...。
この無限ループが繰り返されるうちは、どれだけ日銀バランスシートの債務残高が増えていようと財政破綻なんてするはずがない。
それはその通りなのであると思う。
問題なのは、日銀が金融緩和をやめるとき。
すなわち、金利の爆下げ・国債の爆買いをやめるときである。どうなってしまうのか。
ちなみに今回紹介した動画で三橋さんは明確に答えている。
大体22分くらいから。「金利が上昇するときは、財政破綻する可能性がある」...と。
おわかりだろうか。今まさにその状況に直面しているのである。
利上げの流れになってきている。新聞、テレビ各種でそういった言説が広く取り上げられている。
日銀会合のたびに「利上げに方向転換するか?」といったところが焦点になる。
少なくとも今までは、そういった議論をはぐらかし、現状維持を続けてきたのだ。
だが、ここまで読んできた皆さんならお分かりであろう。
日銀は利上げ「しない」のではなく、「できない」のである。それが政府財政破綻への一歩なのだから...。
といったところで夕回診へ。