チャートを読み解く「日本株」⑦ 財政破綻なんてしない!? 2024年1月29日朝回診 | 外科系集中治療医による新NISAの記録

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また新しい1週間が始まる。
 
先週はチャートを読み解く、ということで「日本株」について書いてきた...
つもりだったのだが、気づけば日本の財政と国債についてほとんど書いていた
 
タイトル詐欺の気もするが、とても大切なことなので...。
日本経済への長期投資を進めていくうえで絶対の絶対に重要な知識であると思うから、是非読んでもらいたい。
 
というわけで、まずは下の動画から。
 

 

週明けにいきなり1時間以上もする動画...そんなこと言わずに是非観てもらいたい。時間ある時で良いので。

 

日本はいつか財政破綻する」という話は何度も聞いたことがあると思う。

国債発行で国の借金が膨れ上がって、大変なことになっている...と。

 

三橋貴明さんは、そういった主張に真っ向から反論してきた方。「財政破綻なんてするはずない」と。

この動画も分かりやすそうでなかなか難しい。自分も最初はなかなか理解できなかった。

それでも勉強になるので是非ご視聴をお勧めしたい。

山本太郎...ホントに理解できているのかな...。それはまあ、いいのだけれども。

 

本当に大雑把に、分かりやすくいってしまえば、前回当ブログで書いてきたこと。

金利の爆下げ国債の爆買いがなされているうちは、日本政府も日本銀行も機関投資家もみんな幸せ。

 

 日本銀行が機関投資家の国債を買い、お金を払う。

 機関投資家は政府の国債を買い、金利を受け取る。

 機関投資家は国債を日本銀行に売り、お金を受け取る...。

 

この無限ループが繰り返されるうちは、どれだけ日銀バランスシートの債務残高が増えていようと財政破綻なんてするはずがない

それはその通りなのであると思う。

 

問題なのは、日銀が金融緩和をやめるとき

すなわち、金利の爆下げ・国債の爆買いをやめるときである。どうなってしまうのか。

 

ちなみに今回紹介した動画で三橋さんは明確に答えている。

大体22分くらいから。「金利が上昇するときは、財政破綻する可能性がある」...と。

 

おわかりだろうか。今まさにその状況に直面しているのである。

 

 

 

利上げの流れになってきている。新聞、テレビ各種でそういった言説が広く取り上げられている。

日銀会合のたびに「利上げに方向転換するか?」といったところが焦点になる。

少なくとも今までは、そういった議論をはぐらかし、現状維持を続けてきたのだ。

 

だが、ここまで読んできた皆さんならお分かりであろう。

日銀は利上げ「しない」のではなく、「できない」のである。それが政府財政破綻への一歩なのだから...。

 

といったところで夕回診へ。