ポムダムールトーキョー代表の(情熱大陸さん、取材するならこのタイミングがbest of bestですよ!こと)池田です。

 

みなさま、去年の11月のことを覚えていますでしょうか。

 

そうです名古屋高島屋事件です。

 

なんじゃそりゃほへ〜?って人はこちら→ ほへ〜

 

 

 

あれから4ヶ月、とうとう来ました!!!

 

京都伊勢丹!!!!!

 

伊勢タソ〜❤️

 

 JR京都伊勢丹のおいしいもの展という催事に出店しました。

スイーツだけでなく、惣菜、お弁当、お肉、海鮮、お寿司、もうなんでもアリ!おいしいければオールオッケー!!てな感じのグッドルッキングフードな大イベントです

 

 

今回は前回の教訓を活かし、より良いものをお客さんに提供できるよう頑張りました。

 

まず、装飾。

 

前回の装飾は当日ダンボールで作りました。

 

 

なめてる

 

 

今回は一味違うぜポムダムールトーキョー!!

 

 

戦時中の国語の教科書みたいになってますこちら、

 

今回はちゃんと図面で製図しました!!

 

本格的にパネル作りました!!

 

かなりお金かかりました!!

 

 

ยิ่งใหญ่!!(素晴らしい)

思わずタイ語が飛び出す素晴らしさです。

 

 

これに合わせてショッパーも一新!

 

 

どこが一新??って感じですが色がすこし朱色に寄っていて京都カラーなのです。

(データ入稿の際に色指定をPANTONE186Cと485Cで間違えたわけではない。決してない。)

 

あと裏側のデザインもすこし変更、袋のどこかに隠しメッセージという遊び心満載のショッパーです。

 

 

そしてそして制服!

 

 

お菓子屋さんの制服(主にコックコート)ってなんだか可愛くて子供達が将来の夢はケーキ屋さん!っていうのもなんとなくわかります。

 

でもなんかこう…、面白く無いんですよね。僕はやるんだったら面白い方がいいと思うんです。(《面白い事》と《ハメを外すチキンレース大会》は異なる)

 

僕たちは利益を出すため、知名度を上げるために百貨店に出店するわけではありません。これに関してはこのブログで書くと大変長〜くなっちゃうので、別枠で書き直しますが、でもそうなんです。そしてその理念を汲み取ってくださる百貨店様にしか出店しません。

 

我々ポムダムールトーキョーが百貨店に出店するのは、ひとりでも多くの人にりんご飴の認識をa

 

だめだ!これめっちゃ長くなる!!

 

またこれ書き直します。→(こちら)

 

とにかくですね、百貨店にお越し下さるお客さんに「面白い!」って感じて欲しいんです。

 

そこで私がチョイスした制服はこちら

 

 

 

ぱーかー

 

ぱーかーw

 

パーカー?百貨店の催事でパーカー?

 

 そんな声が聞こえてきそうですが、今回のために一生懸命デザインした最高のパーカーです。

 

 

Malus pumila MILL var. Amour MPM, 2014

 

というのは、まずMalus pumilaってのが林檎を意味s

 

 

 

だめだ!これもめっちゃ長くなる!!

 

とにかくたくさん考えました。

 

前回の高島屋は当日になって鍋が足りないだとかバットが足りないだとか最悪の状況だったので、今回はどんなトラブルにも対応できるよう万全の調理器具や材料をまとめて京都へ送ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

0日目(準備日)

 

早めに会場入り済ませ準備を始めます!

今回は前回と違って前準備がしっかりできてるからスムーズなはず!!

 

木の調子をみるあやちゃん

 

葉の調子をみるひなちゃん

 

 

足りないものを書き出して買い出しに向かう所。後ろにまだ荷物がたくさん…

催事説明会の時間も迫っています!早く!

 

ここでりんご飴を袋詰めする。ここにも前回の経験が活かされています(高島屋様さまさまです。)

 

パーカー試着!ぴったり

 

 

 

〜午後11時〜

 

 

できた!!

(何にそんなに時間がかかったんだ)

 

この写真の右、縦長のジュエリーとか飾るケース、これが今回叶った私の夢でした…。

コレ

 

 

が、これも長くなるので次回!!!

 

 

 

あとは明日を待つだけ!初日がんばろう!!

 

 

帰る頃には会場の準備は全て終わっており、残っているのは私たちだけ。

 

まぁ、いつものことです。

 

私は学生の頃から何かと居残りに縁がありましたからね。

 

 

京都伊勢丹1日目

 

1日目、何と言っても大変なのが少しでも早く調子を掴む事です。

 

それぞれの動線の確保、距離感、オペーレーション、

 

りんご飴を作るのは私だけなのですが、レシピをみんなに大声で伝え共有します。

 

初日来られた方は僕がいちいち140!!とか125!!とか叫んでるのを聞いた人がいるかもしれません。

 

あとなんといってもコイツ。前回もそうなのですが百貨店フロアは基本的に、というか原則的に、というか、絶対に火気厳禁です。なので我々もそれに従い火を一切使わない調理をしなければいけません。

 

これがほんとにもーーーー大変で。飴って150度以上まで引っ張るんです。うちのやり方だと一気に引っ張りたいんです。それには火の力を使うのが一番なんですね。

 

でも百貨店という制約のある現場ではそうもいかず、このような、電気コンロを使います。クレープ焼く機械の大げさなやつです。(IH調理器は僕の好みの問題で使用しません。)

 

これが、まぁーーーー遅い!!

 

こんなん店やったら5分やぞ!!!!!!!

ってぶちギレるくらい遅い。

 

でも、プロというのは与えられた環境下でこれまでの経験と知恵を駆使し、最適解を秒で導き出すものです。出さなければいけないものです。

 

これは大学時代専攻していた音楽の現場で学びました。

(サンキューー!ティーチャー!)

 

 

最終的にはお店でやってる内容と全然違うレシピが出来上がります。しかもそれも会場の湿度や気温の変化に合わせて1時間ごとに更新されます。

 

そこまでしてやっと私の納得のいくいつもと同じりんご飴ができるのです。

 

 

今回は念入りに準備をしたので、あまり想定外の事もなく比較的スムーズにできました。

 

と、言いたいところなのですが、

 

最後の最後に

 

私の中では今回の最大の大事件が起きるのです。

 

 

〜初日終了後〜

 

 

今回の京都伊勢丹で全体的に大変お世話になったDさんは私のお店を本当によく理解してくれて、いろいろ考えてくださり、仕事関係を超えた親近感を感じるような人です。Dさんが私のところに来て

 

 

 

「池田さん…いやぁ、渋かった。」

 

 

 

と…。

 

みなさんにこの言葉の怖さがどこまで伝わるでしょうか…。

 

確かに初日の売り上げは良くはありませんでした。ただ、我々は数字のために戦う意思はなく、すべてはりんご飴の未来のために戦いに来ています。

そういう意味ではまったく悪い数字ではありませんでした。

 

しかし、Dさんは私たちの可能性をもっともっと信じ、期待してくれていました。

 

その期待はすごくありがたく、ポムダムールトーキョーにとっても光栄なことだったんですが、それに応えられる自信が…

 

僕にできるのだろうか…

 

 

 

①お客さんの期待に応えたい…

 

②百貨店の期待にも応えたい…

 

③自分の期待は裏切りたくない…

 

 

 

 

とても一人で抱え切れる重圧ではありませんでした。

 

 

 

 

わかりやすく言うと

碇ゲンドウの最終目的とゼーレの期待に挟まれたシンジ君みたいな感じです。(わかりやすい)

 

 

 

僕はハッキリ言いました。

 

「プロとして自分の仕事にはどんな状況になろうと一切手を抜きませんが、絶対に押し売りはしません。できません。」

 

 

伊勢丹に対してこれを言い切る私の神経はもうビリビリ言ってますよ、ええ。

 

言ったからには、もう逃げることはできません。

 

売った喧嘩の責任はテメーで取らなきゃなのです。

 

本当は

 

「私は自分の商品を信じています。もうちょっと信じていただくことはできませんか」

 

なんて言おうと思ったのですがヒヨっちゃって無理でしたwww言えるかwww

 

 

そのあと私のメンタルがボロボロの状態で中華料理屋へ行きました。Dさんがオススメしてくださったお店です。今回はDさんオススメのお店ばかりに行きましたが一個もハズレがなかったのでDさんはヤリ手だと思います。

 

テキトーに頼んだらむっちゃきた。

 

 

 

 

 

京都伊勢丹2日目

 

この日もりんご飴は絶好調!

 

色艶良く、味も完璧です。

 

あとは、抹茶のディスプレイも特別なものにちょっとアレンジ!

 

今回は京都ということもあり、京都限定抹茶味を開発しました!これがマジで美味い!関東の民が嫉妬する美味さです。

 

そしてこのくらいから伊勢丹社員さん方の中で話題になりはじめ、社内プチブームが到来したようでした。

 

 

 

さて、私が精神的に追い詰められた売り上げですが、結果は初日と大して変わらず、ちょっと良いかな?といった感じ。

 

 

あぁ、無理だ。応えられない…ごめんなさい…、応えられない…。

 

 

私の責任意識はすでに限界。気晴らしに京都タワーが見える休憩スペースで一息つきます。

 

なにが悪かったのかな…。装飾がんばりすぎたからみんな壁を感じたのかな…。パーカーがダメだったのかな…。

 

でも今思えばなにも悪くなんてなく、売り上げも初日より落ちているわけではないのでそこまで落ち込むことではなかったのです。ですがもはや僕は自分のカンを信じることができませんでした。(僕は自分のカンに結構な自信を持っている)

 

 

いろいろ考えて考えて、ダメで、京都タワーを眺めながら少し泣きました。

 

でも僕がなんとかしなきゃ、一緒に来てくれたスタッフにまで背負わせちゃいけない。

 

一旦みんなのところに戻ることにしました。

 

そしたらDさんが脚立を持ってきてお店の照明を触っていました。

 

スタッフとお喋りしながらスポットライトの位置を変えたりして

 

「こっちかなぁ、こっちか?こっちのほうがちょっと明るいかな!」

 

ってやってるのです。

 

Dさんはもはや数字とかではなく僕たちのことを思ってくれていること、そしてこのイベントをちょっとでも素晴らしく、お客様に喜んでいただけるようなものにするということに全力な姿にすごく感動して、ちょっと吹っ切れたというか、俺はなにを考えてたんだってなりました。

 

大事なことをすっかり忘れていた。僕たちのやり方を見失うところだった。

 

 

僕たちがやるべき商売は

''用意したものを売る事''

に集中する事ではなく、

''売れてしまう(欲しいと思ってしまう)ものを用意する事''に全力を注ぐ事だ。(これは最初から変わらない私の理念です)

 

 

売れる売れないはただ結果であり、私たち製造者がするべき事は本物を作り出すことだけ、ということです。

 

 

 

明日からは全種類の試食を可能にしよう。

 

試食で「りんご飴はおいしいんだ!」ってわかってくれれば買わなくていい。

 

 

あやちゃんとひなちゃんは同意してくれました。

 

「青森県産のりんごを使用したおいしいりんご飴いかがですか〜」なんて売り方、やれと言われても出来ません。

 

とも言われた。

 

後日この二人は

 

(りんご飴が気になってるお客さんに対して)買わなくてもいいんです!味見どうぞ!」

 

と接客するようになります。本当に素晴らしいスタッフだと思います。

 

この日の夕食はこれまたDさんがオススメの漬け野菜の専門店みたいなお店。

 

しゃれ店

 

この日から夕食の写真をいかに綺麗に撮れるか競いだす。

 

撮れた写真

 

 

京都伊勢丹3日目

 

3日目です。

 

朝からびっくりしました。

 

なんでかって?

 

僕たちのお店の前でアクセサリー部門(?)の社員さんたちの朝礼が始まったのです。

 

 

偉そうな人

「これがりんご飴だ!」

 

伊勢丹レディ

「これがりんご飴…(ザワザワ)」

 

みたいな感じで、僕は開店準備中だったんですがさすがにちょっと隠れました。

 

ポムダムールの伊勢丹内での噂はあっという間に広がっており、休憩室や社員食堂で声かけられるほどでした(目立つパーカーでよかった)。

 

缶バッジも目立ってる

 

 

この日からはもう数字なんて気にする事はなく、いま出来る最高のものをやろう!という気持ちでした。

 

少し行列が出来て忙しくて僕は休憩が取れなかった(ここから先僕は1分も休憩を取れなくなる)、そんな日でした。

 

 

 

この日の夕食は焼肉でした!Dさんのオススメ、京都といえば牛を食べて欲しい!とのことで、すっごくおいしかった。

 

とはいえ、けっこう疲れてる。

 

ひえ〜(タン)

 

撮影会

 

撮れた写真

 

 

 

その帰り道、あやちゃんの挙動が危なかったのでリュックを鷲掴んだんですけど

 

「これが本当のアヤつり人形かぁ…ククク…」

 

と思った時に、あ、やばいな、って思いました(疲労が)。

 

 

 

 

京都伊勢丹4日目

 

 

 

といきたいところなのですが、すでにけっこう長くなってしまったのでここで分割します。

 

次回!JR京都伊勢丹おいしいもの展後半!

 

 

とうとうぶっ倒れた?!起死回生なるか!!!?

今回は現れるのか最後尾おじさん!!

どうなる!!ポムダムールトーキョー!!!!

 

 

おたのしみに!!!

 

 

 

後編を公開しました→こちら