今日は、お施餓鬼でした、毎年8月18日に行われます。
いつもは受付で回向料と先祖供養のお塔婆のお金を収めるだけで、法要には参加していませんでした。
でも今年は旦那さんの新盆なので、灯篭流しも申し込んだので長女と法要に参加しました。
義母が亡くなった時以来なので、10年ぶりです。
たくさんの檀家さんが待つ本堂に、お坊さん8人と小坊主さん2人がお経を唱えながら登場しました。
住職さんと副住職さんとお手伝いに来た他寺のお坊さん、それに副住職さんの息子さん(小2、小5)です。
思ってたよりお経が長くて、40分くらいの法要でした。
「旦那さんはこのお経の意味わかるのかな…」とか「今どこかで見てるのかな」とか考えながらお経を聞いていたのですが、段々と眠くなってきました![]()
不謹慎ですが、お経のリズムって眠くなるんですよね。
なんか心地良くて。
「そっかだから亡くなった方が癒されるんだ」妙に納得しました。
法要後は庫裡に軽食が用意されてました。
参加した人全員にサンドイッチ・鶏のから揚げ・お茶菓子・サラダ、それから他にもスイカやお茶など。
今年は参加者が多かったようで80人くらい、30分ほどですが接待が大変そうでした。
法要に参加しない時は、この接待に出された食事をいつも自宅まで届けてくれます。
律儀なお寺さんです。
お接待の後、本堂の前に用意されたそれぞれの灯籠を持ち、住職さんを先頭に副住職さんとお手伝いのお坊さんの3人でお経を唱えながら、歩いて5分ほどの江戸川に向かいました。
船着き場に着くと世話人さんが灯籠に火をつけてくれて、川に流します。
少し感傷的になりかけたのですが…
船着き場の桟橋が怖い![]()
途中までは桟橋の足がちゃんと地面についてるのですが、途中から桟橋の下に浮きがついていて浮いてるんです。
ゾロゾロと人が歩くと桟橋が揺れます![]()
お坊さんたちは太鼓をたたきながらお経を唱えているのですが、副住職さんがボソッと「大丈夫かなこんなに乗って…」と言うのが聞こえました。
灯籠流しに参加した人は40~50人くらいいます。
確かにこんなに大勢が歩くことは想定されてないのでは…
長女は「いっぱいいるから私は行かない方がいいよね」と途中で戻ってしまいました。
皆さんの後に私も続いたのですが、桟橋が揺れる揺れる、酔いそう![]()
私の前に老夫婦がしゃがんで灯籠を流した時、桟橋が傾いて水が上がってきました。
次は私の番、恐る恐るゆっくりしゃがんで灯籠を流しました。
ここで川に落ちたら笑い者です、面白ビデオになってしまう![]()
ゆっくり見送りたかったのですが、まだ後ろに人が居るので写真を1枚だけ撮り急いで戻ろうとしたのですが…
後から後から人が来て戻れない、こんなに来たら沈んじゃうよ![]()
↑の桟橋は浮いてます、人が多くなると前に傾いて水が上がってきます。
お坊さんがお経を唱えているのですが、遠くてわからないですよね。
わかりにくいですが灯籠です。
本当は右側が東京湾なのでそちら側に流れるはずなのですが、風が強くて逆に流れていきました。
灯籠に乗って旦那さんはどこに帰っていったのだろう…
ちなみに灯籠には「特許なんちゃら○○○○」と印刷されてたので、たぶん海に帰る素材でできてると思います。


