事件は会議室で起きてるんじゃない | POM-C-ISM ~松木円宏のブログ~

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俳優・松木円宏の個人ブログ。
日々、この広い世界に小さな足跡を残していくのです。

冷え込む日が多くなってきましたね。
今朝なんて0.6度で、もうすぐ水も凍る気温ですからそりゃ寒いです。
ヒートテックも当たり前のように普及しましたが、数年前にはさすがにタイツまで履いたりはしませんでした。
ところがここ数年はもう冬の必需品となっており、それでもまだ寒いからってドンドン中に着込む。
何とかなるなら何とかしたい。
これはつまり、我慢ってものをできなくなってるんでしょうね。
それでもどうしようもなくなって、ようやく「我慢」という場所に至るのです。
そう考えると贅沢は敵ですね。
何の敵かって、個人としての成長の敵だと思う今日この頃です。

便利なことは悪いことではなく、自分も大抵その恩恵を受けております。
でもここぞって時に馬力が出ないのは、その時々で我慢をしてこなかった、する必要がなかったツケだと思ったりするのです。
「悔しさをバネに」って言葉が生まれるぐらい「悔しさ」ってものがなければ「バネ」は強く自分の精神に根付いていかないのではない。
そう考えるとね、時には自分にとって嫌だなぁ思うこと、やりたくないなぁと思うこと、それらを進んで受けられるマゾ的追い込みや飛び込みが必要なんじゃないかと思うわけです。
自分に対するサド的選択をすると言い換えてもいい。
何にしろ、生まれたときから無傷で最強なんて天才はいないに等しい。
自分に「バネ」が足りないなら、傷を受けに行くのも悪くないんじゃないかと思ったりするのです。

事件は現場で起きてるんですよね、いつだって。

机上では何も変わらないのです。

行動あるのみ。