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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

つい10年ほど前までは、コンピュータ囲碁ソフトが囲碁の有段者に打ち勝つということが、
まだ珍しく、それだけで新聞記事となっていた。
今や、人間がAi に勝つことは到底できない。
そんなAi 囲碁ソフトの一つである「アルファ碁」を開発したデミス・ハサビス (Demis Hassabis)氏が、先日、日本の囲碁の総本山たる日本棋院を訪ねたという記事が出ていた。
デミス・ハサビス氏は、今年のノーベル化学賞の受賞者。
話題になるのも道理。
そして、ノーベル賞受賞への道をつけたのが「アルファ碁」だったと語っていた。
イギリス人ではあるけれど、日本の囲碁との関連から受賞となったというのであれば、
何か喜ばしい気がしてくる。
井山裕太三冠と対局

実際、今年のノーベル賞の受賞者の多くが、Ai 関連の研究者。
そのため新聞には「2024年のノーベル賞は、Aiが席巻」という記事が出ていた。
今年ノーベル化学賞と物理学賞を受賞した5人は、Ai関連の研究者ばかり。
Chat GPTなど、人工知能花盛りといったところでもある。
「これからの未来は、明るい」と言いたいところではあるが、
それを否定しつつ15年ほど前に亡くなった学者がいた。
その名は、ジョセフ・ワイゼンバウム博士。
コンピュータ開発者の一人であり、人工知能の第一人者であったが、
彼の著書で「人工知能は可能か?」という問いかけに対して興味深い答え方をしている。
「人工知能は可能と思われるが、可能にしてはいけない」
その理由として挙げたのは、
「(人工知能が)人類の感情的な環境で育てられなかったため」
というもの。
つまり、人間的に育てなければ、変な暴走をしてしまうことになるということらしい。
「我々は決してコンピュータに重要な決定を任せるべきでない」
これが、彼の遺言らしい。
明るい未来に進んでいくのか、暴走か?
それは、Aiを人間的に育てられるかどうかに、かかっている。
赤ん坊を育てていくような気持ちが必要ということらしい。

う〜ん、難しいな...。

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<了>