「蜥蜴(トカゲ)の切れた尾」 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

熱波が列島を覆い尽くしている。
この炎天下、本来ならば東京オリンピックというところだったが、
今年は、無くて良かったと見るべきか?
果たして来年はどうなるんだろうと推し量るのがいいのか?
ちょっと複雑でもある。
基本的に夏が好きであるわが気持ちからすれば、
たとえ熱波と言われても暑い夏は大歓迎のところがある。
暑さのない夏を過ごさなければならない方が苦痛に感じるところもある。
とは言うものの、体温ほどにもなる暑い夏になると、
何とか処する方法はないのかと愚痴のような言葉がつい出てしまう。

こんな炎天下の様子を詠んだ自由律俳句の尾崎放哉の句に、
「蜥蜴(トカゲ)の切れた尾がはねている 太陽」というのがある。
何かの都合で蜥蜴の尻尾が切り離されて、
その尻尾がギラギラ照りつける太陽の下で跳ね回っている、そんな様子が目に浮かぶ。
蜥蜴は自分が窮地に立ったときに、敵となる存在の前で自らの尻尾を切り、
その尻尾が動くのに気をとらせておいて、その間に逃げてしまうという高度な
陽動作戦を有する存在。
その姿に擬(なぞら)えて、「蜥蜴の尻尾切り」などの慣用句がある。
この言葉は、窮地に立ったときに、部下や周りのものに責任を取らせて、
逃げの一手を使う人間の様子を表したもの。
尾崎放哉の視線は、それも含めながらも、奇妙な尻尾の動きに釘付けになっている。
切り離された尻尾は、炎天下で、使命を全うしているようにも見えるし、
「こうなったら、わがイジを通してやる」と、イジの塊のように、
思いっきり跳ねている。そんな風にも感じたりする。

我が真夏の日常は、「暑くっても仕事。」
私もイジを通しているのかもしれない...


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<了>