ニーチェが冷笑する我々の行動 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

時々開く本にニーチェの『曙光』がある。
これは、最初に挙げた語句がテーマとなり、それについてシニカルに
コメントを入れるという態をとっている。
ふと開けたページに「病気について考える!」
と出てきた。ちょうど時宜にあう。などと読み進めてみると、
「病気自体より、病気について考えて苦しむことがないように想像力を鎮めること。
これは意味のあることだが、大変だ」と表している。
これをわかりやすく言い換えると、
「病人というものは、病気自体というより、
あれやこれやとめぐる想像力がかえって自身を苦しめる。
病人にとって、本当にいいことは、想像力を鎮めることだ」となる。

新型コロナウイルスが取り沙汰されるようになってから、
我々は、日々、ニュースなどを通して、その動向を注視し、
累々と増えていく患者と死者の数を追っている。
その影響か、それらを見つつ、担当者の無策を託(かこ)ったりもする。
どれほどの病気なりや?
ということがあまりわかっていない。
死者は通常のインフルエンザの方がはるかに多いとも言われるが、
これを注視する一つには、この正体が掴めていないせいもある。
そのため、我々は上記のニーチェの言葉のように、
我々の想像力によってあらぬ疑心暗鬼を生じたりする。
マスクがない、殺菌液がない。それ以外にも、波及の幅を広げていき、
様々な大騒ぎを引き起こす。
これは、新型コロナウイルスよりも、
想像力が生み出した亡霊に怯えている、というところだろうか。

上記のニーチェの言葉のように、
我々にとって、「本当にいいことは、想像力を鎮めることだ」
そんな気がするのだが...


*無断転載を禁止します*严禁复制粘贴**
本"Boots strap"博文禁止复制粘贴。如有发现,本人将采取法律措施。

*2カ所のブログランキングに参加しています。
↓↓下のアイコンにポチッとお願いします。押すとランキングのページに行きます。お手間ですが戻ってきて、もう一つ下のアイコン(にほんブログ村)にもポチッとして頂ければ、、。

エッセイ・随筆ランキング
↓↓ にほんブログ村は、こちら。  
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村

フレンドリーでリーズナブルな外国語スクール
*外国語リニア
芦屋市大原町7-8-403

*ALEX外国語スクール
神戸市中央区旭通5-3-3 5F

<了>