高いがマネージャー職など役職がついた人の給与が、
他のアジア諸国のマネージャー職と比べると低いという数値が表されていた。
すなわち、マネージャー職はタイや中国の方が、
額面からも、はっきり日本の給与より高いそうだ。
日本の場合、会社に入ると特別なことがない限り、
役職が上がって行くようなところがあるので、給与もその程度の向上しかない。
だけども、外国では指導力があるからこその役職として高い給与を払う。
日本のマネージャークラスが他の企業に移った場合、それなりの実績を残せるか?
といえば、自信がない、というところでもあるから、
安い給与で甘んじる、ということも言えそうだ。
給与と言えば、カルロス・ゴーン氏の給与を巡って、株主から、
「彼の給与は高いのではないか?」という指摘があったりした。
それに対して、ゴーン氏は「世界のトップはこんなものではない」と、
これに見合うどころか、それ以上の仕事をしているという返答をした。
まさに強い自負が漲っていた。
『愚か者ほど出世する』というタイトルの本がある。
著者はイタリアのジャーナリストであるピーノ・アプリーレ。
彼の指摘は間違った者こそがドンドンと出世街道を歩んでいる。
出世を願うのであれば、間違いなど気にもかけずにイケイケドンドンで
行くことこそが身をたすく、といったところだろうか。
彼のもう一つの著書に『ヘマな奴ほど名を残す』がある。
このサブタイトルとして、「エラーと間違いの人類史」というのが付されている。
すなわち、エラーこそが人類史の原動力。
たとえば、コロンブスが、主張していた通り、インドに到達してれば、
どうなっただろうか?
こんなエラーがなければ、ありきたりのモノになっていた。
ところがどうだい、コロンブスがエラーを行なうことによって人類史は、
かくもダイナミックな歴史を作り上げたということでもある。
この本の主張としては「エラー礼賛」といったところ。
日本の場合、エラーを極力抑えたおさまり良い人間が企業を支えてきたとも言える。
だけども、ここしばらくの大企業の破綻問題は、やはりエラー。
このことで、ダイナミックな変化が電機業界を震撼させている。
こういった現実を見せつけられると、著者が主張する
「安易な出世」や「エラー」礼賛は、いかがなものかな?と思うのだが...
*無断転載を禁止します*严禁复制粘贴**
本"Boots strap"博文禁止复制粘贴。如有发现,本人将采取法律措施。
*2カ所のブログランキングに参加しています。
↓↓下のアイコンにポチッとお願いします。押すとランキングのページに行きます。お手間ですが戻ってきて、もう一つ下のアイコン(にほんブログ村)にもポチッとして頂ければ、、。

エッセイ・随筆ランキング
↓↓ にほんブログ村は、こちら。
にほんブログ村
フレンドリーでリーズナブルな外国語スクール
*外国語リニア
芦屋市大原町7-8-403
*ALEX外国語スクール
神戸市中央区旭通5-3-3 5F
<了>