俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ 1 (アース・スターノベル)
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【オススメ対象】
・自己肯定力が低い最強主人公設定が好き
・ファンタジーアニメが好き
・おっさん主人公がいい
・ハーレム系は苦手
この評価を読む前に
映画の嗜好について
を一読してください。
レンタルは劇場での上映時期とはズレてます。
ジャンル・・・アニメ
1)オススメ・・・8
2)ツボ・・・9
3)脚本・・・7
4)映像美・・・7
5)特殊効果・・・8
6)俳優・・・8
7)監督・・・8
8)音楽・・・7
9)独自性・・・8
10)キャラ・・・8
合計・・・78点
【概要】
1話あたり25分くらいで、シーズン1で12話。
NETFLIXにて鑑賞。
2024年テレビ放送の日本アニメ。
原作:鍋敷
『俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』
監督:福山大
シリーズ構成:村越繁
キャラデザイン:野間千賀子
メインアニメーター:堀澤聡志
音楽:斎木 達彦、ボウ・デミアン
アニメ制作:OLM
【トレーラー】
【ストーリー紹介】NETFLIX公式サイトより引用
王都の養成所で才能なしと判定されたノール。攻撃をはじくスキル”パリィ”を磨き続けて十数年、1000本の木剣をはじくまでに成長したノールは、町外れで魔物に襲われてる少女に遭遇する。
【総評】ネタバレなし
下記の項目でまとめてみた。
1)第一話
2)本作の特徴
3)気に入ったところ
4)ダメな点
1)第一話
今作の魅力を紹介するうえで、最も特徴を打ち出している「つかみ」としての第一話を簡単に紹介する。
公式サイトより
冒険者に憧れる少年・ノールは、王都の養成所で才能なしと判定されてしまう。それから攻撃を弾くスキル【パリイ】を磨き続けること十数年。ノールは千の木剣を弾くまでに成長したものの、最低ランクで冒険者ギルドに登録し、雑用をこなす日々を送っていた。そんなある日、町はずれで魔物に襲われる少女と遭遇する。彼女との出会いで、ノールの人生は大きく動き出す――。
2)本作の特徴
今作はいわゆる「異世界転生もの」ではなく、もうひとつのファンタジー王道の流派である「強い力を持ってるのに異様に自己肯定力が低い」系のファンタジーアニメ。
今作が打ち出している特徴というか魅力について箇条書きにまとめてみる。
・主人公ノールはとんでもない戦闘力を持ってる
・その力を全く理解していない自己肯定力の低さ
・あらゆる攻撃を【パリィ】できる
・田舎者ゆえに世界を知らなさすぎる
・富や権力にまるで興味がない
・自分の住んでる国の王を知らない
3)気に入ったところ
私的にツボだった点をまとめてみる。
とても素晴らしいと思ったのが、第一話そのものを伏線に使い、今シーズンの最終話で回収するところ。第一話で主人公ノールを下げておいて、回を重ねるごとにとんでもない強さを持つノールを見せつけられ、あれ?じゃあ第一話のあれはなんだったのかって思わせての最終話の粋な展開。
あと主人公設定である「自己肯定力が低いのに能力は極めて高い」というのが最終話まで、ずっとブレなかったのもよかった。やりすぎると卑屈すぎて見ていて不快になるが、コメディ要素を少し取り込むことにより、そこまでいかないギリギリのところでとどめて、面白エピソードで魅力を引き出すのが非常に優れていて、一話当たりの構成力も高かった。
ノールの世間知らずぶりの真骨頂であるエピソードで、王から褒美でもらった伝説の剣を、戦闘ではなく日常のお手伝いで使ってしまうところはかなり笑った。
4)ダメな点
最後に、今作が好きならばここから先はマイナスな部分に触れるので、興味がある方だけ読んでください。
はっきり言ってしまうと、主人公ノールのパリィ無双なんで、敵は回が進むごとに、より強力な敵が現れ、さすがにこの攻撃はパリィできないだろうっていう前フリからのパリィ無双が毎回のパターンなんで、終盤に来ると予定調和的になって飽きてくる。よって戦闘シーンの盛り上げ方がずっと通り一辺倒(中盤に登場する敵だけテイストが違ってよかった)に陥ってる。
私的な好みでは、パリィには大きな弱点があり、その点を巧みに攻めてくる敵に、知恵を絞ってなんとか対処方法を考えて挑むとかの駆け引きのある展開がほしかった。
