「奇跡のコース」「奇跡講座」「コースインミラクルズ」「ACIM」と、いろんな呼び方をされていますが、すべて同じ「A Course in Miracles」という英語の本を指しています。
こちらがその原本「A Course in Miracles」です。
A Course in Miracles (English Edition)
タイトルの通り「奇跡」について学ぶコースです。
奇跡とは?
今まで、コースをご存知無い方に「奇跡」ってどんなことだと思いますか?と聞くと、多くの方から
「宝くじが当たるとか?」
という返答をいただきました。
ですが「奇跡のコース」の言っている「奇跡」は、そういうことではありません。
奇跡をひとことで説明する事は出来ませんが、たとえばこんな性質をもっているものです。
・自分についての見方/捉え方が変わる
・ものの見方/捉え方が変わる
・自分自身が持っている本当のパワーに気づく
・物事の本質に気づき、見る事ができるようになる
・欲しいもの/必要なものはすべて、自分の中にあるのだと気づく
・そしてそれらを引き出せるようになる
・すべての人は完璧で、対等な存在なのだと気づく
などなど、ほかにもまだまだあって書ききれませんが、これらが全部一度に起こります。
しかも「そう考える」のではなく「ほんとにそうだ!」と経験するのです。
自分と世界が、今まで見ていたものとは全く違うものになってしまうのです。
「宝くじが当たるといいな~」というのは今まで自分が思っていた”世の中/人生ってこういうもの”の中での「こうなったら幸せ」という考えですね。
そうではなくて”世の中/人生ってこういうもの”という概念自体が変わってしまうのが「奇跡」です。
ですから宝くじが当たっても、それは「奇跡」ではありません。
どう概念が変わるの?
普通は私たちは
・自分の幸せ/不幸せ
・自分の安全
・自分の喜び
・自分の安心
などはすべて「自分の心の外にあるものの状況によって決定される」と思っています。
だから「幸せで、安心して、たのしく生きていくため」には、自分の心の外側に、そのためのアイテムを揃えると良いのだと思っています。
ですからまず、
・健康な身体
・最低限の衣食住を保証してくれるお金
は絶対に必要で、できればさらに
・欲しい物が自由に買えるお金
・自分を理解し、サポートしてくれる家族やパートナー、友人
・やりがいがあり、人から認められる仕事
などもあるとベターだし、もっといえば
・美しい身体/顔
・人からすごいと思われる仕事
・人に自慢出来る家族や友人
・何も心配せずに湯水のように使えるお金
などがあるともっといいと思ってますね。
そして、人生のほとんどすべての時間を使って、それらをなるべくより多く、手に入れようと頑張っています。
「自分の心」を幸せで安心して喜んで楽しく居られる状態に保つため「自分の心の外」に、そうできるための環境を整えようとしているのです。
「奇跡」を体験して概念が変わると、それが逆になります。
「自分の心の状態は、外側の状況によって左右されるのではなく、自分の意識の在り方次第なのだ」ということがわかります
「奇跡を経験して得られるのってそれだけ?」と聞かれれば・・・
はい。それだけです。
それだけなんだけど、でもその先には素晴らしい世界が広がっています。
「その世界ってどんなの?」って、それはひとことでは説明できません。
それはニューヨークに来た事の無い人に、「ニューヨークってどんなとこ?」というのを説明するようなものですから。
どんなに私が言葉を尽くして説明しても、それらはやっぱり、私が経験した「奇跡」という大きなもののごく一部でしかありませんし、しかもそこには「私のものの見方」が入っています。
私がニューヨークについて語っても、やはり同じく私の見方を通したごく一部しかご紹介できないのと同じです。
だから上に書いてある事も、せいぜい「ニューヨークって、いろんな人種がいて、ほんとに世界の縮図みたいな感じなんですよ」程度の説明でしかありません。(全然説明になってませんね!)
ニューヨークを知っていただくにはニューヨークに来ていただくのがいちばん良いように、奇跡について知っていただくには奇跡を経験していただくしかありません。
ただし、
・悩みや心配事を全て解決する答えを見つけられる
・解決不可能だと思っていた問題も解決出来る
・より幸せな人生を創造できるようになる
・今までに経験した事の無いくらい大きな喜びを経験でき、しかもそれがどんどん大きくなって行く
・常に守られ、サポートされるようになる
・自分がほんとうにやりたかったこと、求めているものに気づけるようになる
などがあるということははっきりと言えます。
「奇跡のコース」って誰が書いたの?
奇跡のコースはヘレン・シャックマンという女性が1960年代に書きました。
この方はニューヨークに住む心理学助教授でした。
ですが彼女の著作というわけではなく、キリストからのメッセージを受け取り、書かれたものです。
キリストというと、十字架にかかっているあの男の人だと思われるでしょうし、それで間違いないのですが、厳密には「あの男の人」のことではありません。
ここでいうキリストとは、私たちすべての人の中にある「キリスト意識」のことです。
奇跡のコースはキリストという人からのメッセージというより、キリストも、私たちも、みんなが実は心の奥では知っている「ほんとうのこと」です。
コースは「知らない事を学んでいく」のではなくて「忘れていることを思い出していく」だけなんです。
ですのでコースを学んでいると「ああ!そうそう。なんとなくそう感じていて、でも言葉にできなかったけど、わたしもそうだと思ってたの!」という内容に、頻繁に出会います。
三部構成
奇跡のコースは、メイン部分が三部構成になっています。
一つ目は「テキスト」。奇跡のコースの教えが書かれている部分です。
二つ目は「ワークブック」奇跡のコースの教えを実生活に適用していくための心の訓練のワークが365あります。
一日にひとつずつやっていくと一年分です。
三つ目は「教師のためのマニュアル」簡単に言えば「よくある質問」のQ&Aみたいな感じの部分で、大切なポイントが詳しく説明されています。
(*教師って?とか、また説明していきますね)
日本語訳
お二人の翻訳者の先生のものがそれぞれ出版されています。
加藤三代子先生訳
奇跡講座 テキスト編
奇跡のコース 第1巻/テキスト ―A COURSE IN MIRACLES Vol.1/TEXT―
奇跡講座 ワークブック編
奇跡講座 マニュアル編
大内博先生訳
奇跡のコース 第1巻/テキスト ―A COURSE IN MIRACLES Vol.1/TEXT―
奇跡のコース 第二巻―学習者のためのワークブック/教師のためのマニュアル
大内先生訳テキストのペーパーバックバージョン(軽いです)
奇跡のコース 第1巻 テキスト―普及版
私は「テキスト」は、加藤三代子先生と大内博先生の両方の訳を使用しています。
ワークブックは香咲弥須子のガイドブックシリーズを使用しています。
わたしは何も知らない (『奇跡のコース』のワークを学ぶガイドブック1)
小さくて持ち運べるのが便利なので。
さらに詳しく知りたい方はウィキペディアや、加藤三代子先生が運営していらっしゃる学習支援サイトなどをご覧下さい。
こちらがその原本「A Course in Miracles」です。
A Course in Miracles (English Edition)
タイトルの通り「奇跡」について学ぶコースです。
奇跡とは?
今まで、コースをご存知無い方に「奇跡」ってどんなことだと思いますか?と聞くと、多くの方から
「宝くじが当たるとか?」
という返答をいただきました。
ですが「奇跡のコース」の言っている「奇跡」は、そういうことではありません。
奇跡をひとことで説明する事は出来ませんが、たとえばこんな性質をもっているものです。
・自分についての見方/捉え方が変わる
・ものの見方/捉え方が変わる
・自分自身が持っている本当のパワーに気づく
・物事の本質に気づき、見る事ができるようになる
・欲しいもの/必要なものはすべて、自分の中にあるのだと気づく
・そしてそれらを引き出せるようになる
・すべての人は完璧で、対等な存在なのだと気づく
などなど、ほかにもまだまだあって書ききれませんが、これらが全部一度に起こります。
しかも「そう考える」のではなく「ほんとにそうだ!」と経験するのです。
自分と世界が、今まで見ていたものとは全く違うものになってしまうのです。
「宝くじが当たるといいな~」というのは今まで自分が思っていた”世の中/人生ってこういうもの”の中での「こうなったら幸せ」という考えですね。
そうではなくて”世の中/人生ってこういうもの”という概念自体が変わってしまうのが「奇跡」です。
ですから宝くじが当たっても、それは「奇跡」ではありません。
どう概念が変わるの?
普通は私たちは
・自分の幸せ/不幸せ
・自分の安全
・自分の喜び
・自分の安心
などはすべて「自分の心の外にあるものの状況によって決定される」と思っています。
だから「幸せで、安心して、たのしく生きていくため」には、自分の心の外側に、そのためのアイテムを揃えると良いのだと思っています。
ですからまず、
・健康な身体
・最低限の衣食住を保証してくれるお金
は絶対に必要で、できればさらに
・欲しい物が自由に買えるお金
・自分を理解し、サポートしてくれる家族やパートナー、友人
・やりがいがあり、人から認められる仕事
などもあるとベターだし、もっといえば
・美しい身体/顔
・人からすごいと思われる仕事
・人に自慢出来る家族や友人
・何も心配せずに湯水のように使えるお金
などがあるともっといいと思ってますね。
そして、人生のほとんどすべての時間を使って、それらをなるべくより多く、手に入れようと頑張っています。
「自分の心」を幸せで安心して喜んで楽しく居られる状態に保つため「自分の心の外」に、そうできるための環境を整えようとしているのです。
「奇跡」を体験して概念が変わると、それが逆になります。
「自分の心の状態は、外側の状況によって左右されるのではなく、自分の意識の在り方次第なのだ」ということがわかります
「奇跡を経験して得られるのってそれだけ?」と聞かれれば・・・
はい。それだけです。
それだけなんだけど、でもその先には素晴らしい世界が広がっています。
「その世界ってどんなの?」って、それはひとことでは説明できません。
それはニューヨークに来た事の無い人に、「ニューヨークってどんなとこ?」というのを説明するようなものですから。
どんなに私が言葉を尽くして説明しても、それらはやっぱり、私が経験した「奇跡」という大きなもののごく一部でしかありませんし、しかもそこには「私のものの見方」が入っています。
私がニューヨークについて語っても、やはり同じく私の見方を通したごく一部しかご紹介できないのと同じです。
だから上に書いてある事も、せいぜい「ニューヨークって、いろんな人種がいて、ほんとに世界の縮図みたいな感じなんですよ」程度の説明でしかありません。(全然説明になってませんね!)
ニューヨークを知っていただくにはニューヨークに来ていただくのがいちばん良いように、奇跡について知っていただくには奇跡を経験していただくしかありません。
ただし、
・悩みや心配事を全て解決する答えを見つけられる
・解決不可能だと思っていた問題も解決出来る
・より幸せな人生を創造できるようになる
・今までに経験した事の無いくらい大きな喜びを経験でき、しかもそれがどんどん大きくなって行く
・常に守られ、サポートされるようになる
・自分がほんとうにやりたかったこと、求めているものに気づけるようになる
などがあるということははっきりと言えます。
「奇跡のコース」って誰が書いたの?
奇跡のコースはヘレン・シャックマンという女性が1960年代に書きました。
この方はニューヨークに住む心理学助教授でした。
ですが彼女の著作というわけではなく、キリストからのメッセージを受け取り、書かれたものです。
キリストというと、十字架にかかっているあの男の人だと思われるでしょうし、それで間違いないのですが、厳密には「あの男の人」のことではありません。
ここでいうキリストとは、私たちすべての人の中にある「キリスト意識」のことです。
奇跡のコースはキリストという人からのメッセージというより、キリストも、私たちも、みんなが実は心の奥では知っている「ほんとうのこと」です。
コースは「知らない事を学んでいく」のではなくて「忘れていることを思い出していく」だけなんです。
ですのでコースを学んでいると「ああ!そうそう。なんとなくそう感じていて、でも言葉にできなかったけど、わたしもそうだと思ってたの!」という内容に、頻繁に出会います。
三部構成
奇跡のコースは、メイン部分が三部構成になっています。
一つ目は「テキスト」。奇跡のコースの教えが書かれている部分です。
二つ目は「ワークブック」奇跡のコースの教えを実生活に適用していくための心の訓練のワークが365あります。
一日にひとつずつやっていくと一年分です。
三つ目は「教師のためのマニュアル」簡単に言えば「よくある質問」のQ&Aみたいな感じの部分で、大切なポイントが詳しく説明されています。
(*教師って?とか、また説明していきますね)
日本語訳
お二人の翻訳者の先生のものがそれぞれ出版されています。
加藤三代子先生訳
奇跡講座 テキスト編
奇跡のコース 第1巻/テキスト ―A COURSE IN MIRACLES Vol.1/TEXT―
奇跡講座 ワークブック編
奇跡講座 マニュアル編
大内博先生訳
奇跡のコース 第1巻/テキスト ―A COURSE IN MIRACLES Vol.1/TEXT―
奇跡のコース 第二巻―学習者のためのワークブック/教師のためのマニュアル
大内先生訳テキストのペーパーバックバージョン(軽いです)
奇跡のコース 第1巻 テキスト―普及版
私は「テキスト」は、加藤三代子先生と大内博先生の両方の訳を使用しています。
ワークブックは香咲弥須子のガイドブックシリーズを使用しています。
わたしは何も知らない (『奇跡のコース』のワークを学ぶガイドブック1)
小さくて持ち運べるのが便利なので。
さらに詳しく知りたい方はウィキペディアや、加藤三代子先生が運営していらっしゃる学習支援サイトなどをご覧下さい。