翌朝テントから這い出ると、月がいなくなり、満天の星空

430出発予定がふわふわマットやら枕の空気抜いたりwいつもより時間がかかってしまって500出発。



最高のお天気で雲海から浮かび上がる朝日が神々しい

あー、1日停泊してよかったー


何度も何度も振り返っては絶景に癒されながら赤岳頂上を目指す。

しかしながらかなりの歯ごたえの赤岳。

大好きなタイプの山だけど、昨日の天気で登れただろうか、、、と思うと、、、



もし、ガス缶忘れずにココロ折れなければ、私の事だからきっと八ヶ岳全山縦走にこだわって、無理やり決行してただろう。

今回はガス缶忘れが重要ポイントだったかも。

私はいつも何かの存在に守られている気がしてならない。

本当にありがとうございます。


そして赤岳制覇!



横岳、硫黄岳、夏沢峠を越えて根石岳、東天狗の美しい稜線歩き。






苔の美しい中山峠、高見石小屋から丸山までのぼってから麦草ヒュッテまでのスリッピーな岩の長い長い下に大苦戦しながら、バスの時間の30分前に麦草峠に到着!!



いやー、もし間に合わなかったら高見石小屋なんて思ってたけど、あの道はもう戻りたくないっ!と思って、最後は必死www


さっきまでの絶景が幻かと思える下界へ戻り、茅野ステーションホテルの温泉でホッと一息。

駅前の蕎麦屋で蕎麦とビールで1人乾杯。


激混みのスーパーあずさで帰路へ。


今回、当初のヤボーの八ヶ岳全山縦走は果たせなかったけど、それでもまた一つ貴重な経験を積むことができました。


今回の縦走前に、山の大ベテランの友に八ヶ岳全山縦走すると言った時の友の言った一言。


『ヤツかー!』


あぁ!それ!

『ヤツ』

それが言いたい!

でも私がいう『ヤツ』とその山の大ベテランの友の言う『ヤツ』のニュアンスが全く違う。


いつか『ヤツ』って言葉がしっくりくる人になりたい。。。完

1日目は生憎の雨。


観音平から編笠山、権現岳を越える。

途中から、かなりザーザー降りになり、撥水剤で復活したはずのレインジャケットの効果なく、全身びしょ濡れ。

風があまりなかったのが救いでしたが、眺望まったく無し(-_-)。



権現岳からの長〜いハシゴ。ヒェ〜!


しかも1泊目のテン場の水は8月以降は枯れると聞いていたので、2L余分に担いで登り、いつもよりかなりずっしり。

途中何度も(わたしはなんでこんな雨の中、山登ってるのか?)と自問自答しながら黙々と進みました。

平日だったのもあってかすれ違ったのは2組のみ。

なんとかかんとか予定の30分遅れで1泊目の小屋へ。ちなみに水場は枯れてなかった(-_-)




雨も止み、受付でビール買って、サッサとテントを張り、食事の準備、、、と、、、、


アレ!?

ないっ!え?

無い!ない!!ナイ!!!


まさかのガス缶忘れ(-_-)


ここで、わたしのココロがポッキリ折れてしまいました。


とりあえず、かろうじて何かの時のために固形燃料を持って行っていたのでカップラーメン分のお湯は沸かしてカップラーメンと持って行ったつまみでビールを飲みながら作戦会議。


受付に行けば、きっとお湯は分けてもらえるのだろうけど、ガス缶忘れたなんて言いたくないなー。行動食もいつも余ってるので、なんとかなるだろうけど、もう、まったくやる気無し(-_-)

翌日は赤岳だけ登って清里へ降りようと決め、早々と就寝。


翌朝、ザーザー降り(-_-)しかも強風。

雨だけならともかく、この風だと低体温症になりかねない。

天気予報を見ると一日中天気が悪い。

でも、明日はお天気が良さそう。

せっかく来たのだし、憧れの赤岳に登るのだからせめて良い景色を眺めたい。

よし、もう1日ここにとどまって、明日赤岳登ろう。


そして、意を決して受付にもう1泊する事と、食事だけできるか聞くも、感情のまったくこもっていない表情だけど、キッパリとした口調で

『そういう事はやっていません(-_-)』

と言われる。そしてサラリとドサクサに紛れて(全然紛れてはいない)

お湯は分けてもらえるか聞くと、無表情から一気に怪訝な表情へ変わり『お湯は100円です』と言われる。

わたしは慌てて『ガス缶忘れてしまってテヘペロ(≧∇≦)』と言うと、案の定嘲笑の眼差し(-_-)

そうですよね、ハイ。ガス缶忘れるなんてね。あなたにそんな顔されても致し方無しです。ハイ。


まーそんなやりとりあったけど、とりあえず温かいコーヒーにありつけた。

もう、お湯をもらいに行くのも怖くないwww


一日中テントにこもってゴロゴロ。

やる事ないので太鼓の練習してみたり。。

スマホは電池節約のため封印。

幸い今回、快適テント生活の試みで、ちょっと重いけど、空気を入れるタイプのふかふかマットと、枕も持参wしたので、テントはかなり快適。


午後になるとワイワイと登山客が集まってきた。

みんなこんな天気でも登ってきたのか、、、

この天気でヘコタレて登らなかった自分を少し悔やむ。

夕方近くなり雨があがり日が差してきた。


富士山がクッキリ!!



そして明日アタックする雄々しき赤岳の姿が!!


カッコイイーーー!!


一日中ゴロゴロ休んでいたのもあるけど、太陽がエネルギー源のわたしは一気に癒され、赤岳の姿も拝め、気力も満ちてきた。




夜は十三夜の明るい月が邪魔をして、星空はあまり見れなかったけど、月明かりにも癒された。


よし!明日、赤岳だけじゃなくて、行けるとこまで行ってみよう!


という事で、作戦練り直し。

地図を広げて、バスがくる登山口を物色。

前日の自分のペースを鑑み、バスの時間を見て間に合いそうな場所は『麦草峠』。

明後日、東京で予定が入っているのは夜だから、万が一間に合わなかったら、麦草峠ヒュッテで小屋泊か少し戻って高見石でテント泊して、朝一のバスで帰れば間に合う。

(後編へ続く)