始めにトランプ氏のことを。

ロシアとの停戦を仲介するにあたりウクライナのゼレンスキー大統領に原発施設を米国が所有すると提案した。

トランプは原発の危険性を知っていると評価するが、所有するという表現は気に入らない。

パレスチナのガザ地区についてもその表現を使っていたが猛反発をくらって側近が泡吹いていたよな。

トランプの辞書には所有という言葉に普通の人とは違う意味が含まれているのかな。

 

原発屋いわゆる原子力村と呼ばれる勢力について。

日本の場合原子力は平和利用に限られるわけですが何故原発屋が絶滅しないのか?を考えてみます。

日本のように原発にとって大変不利で危険をともなう国にどうして生き延びられているのでしょう。

それはもう既得権益が残っているということに尽きます。

今までつぎ込まれた膨大なお金によって構築されたインフラと人材がまだ生き残っています。

電力会社・原発メーカー・ゼネコン・学者・国の機関・官僚・政治屋・マスメディア等々に所属する、

原子力を生業として原子力で生きてきた人材が大勢残っています。

これらの人材は非常に優秀な人達で有りますが生きる手段の応用が効かない狭い世界に居ます。

既得権にしがみつきたい気持ちはわからないこともありません。

でも、住み慣れた井戸から出て大海に泳ぎ出す時なのですよ。

インフラについては日本人にはもったいない意識というものも作用してしまいます。

福島事故の当時で平均的原発1基の建設費はおおよそ2千億、安全方向に振られた現在は一桁増えています。

経済的側面からの原発依存はもうとっくに無くなっています。

廃炉にするのも莫大な予算が必要になるのですが、

もったいない意識には引っ込んでもらい既存インフラもきれいさっぱり断捨離しましょう、捨て場所が有るなら。

何より安全が第一というあたりまえの意識変革をするときでしょう。

ここで一つのヒントを、

日本は戦後生きる道を無くした優秀な航空機技術者が自動車産業など民生部門に流れて社会に貢献しました。

優秀な人材というものは何処ででも能力が発揮できるものです。

戦争兵器や人の未来を奪うような道から外れて子どもや孫の為になる道を歩みましょう。

日本は食料危機がすぐそこまで来ています。

温暖化による夏の猛暑でお米を始め農産物が作りにくくなってきました。

少し日射を減らしてあげる必要性が出てきたのです。

それを実現する仕事なんてとても素晴らしい仕事じゃないですか。

その減らした日射分を電力に換算すると今の日本の消費電力はすべてまかなえます。

今日はここまで