私は人を2種類に分類する。

これは正しい。

原発に賛成か反対か。

世の中にはこの2種類の人しかいない。

 

隣町の山のてっぺんに風力発電所が計画された。

良く風が吹くらしい。

お隣の奥さんが建設反対署名を書いてくれと持ってきた。

何で?

「えっ、あんた賛成なの」

うん

「音がうるさいのよ」

そうだろうか?

「低周波で頭やられるわよ」

頭はすでにやられてますけど

「景観も悪くなるわよ」

風の谷のナウシカみたいで良いけどなあ

「鳥がぶつかったらどうするの」

エネルギー問題を語る論拠として希薄では?

「黙ってサインしなさいよ」

はいはい

 

この村では太陽光発電もほぼ行き渡った。

エネルギーは既に地産地消が完成している。

「もう作っても儲からないらしいよ」

儲けるためではないと思うが。

「維持費が大変みたいね」

維持費なんか何もいらんよ。

「10年でパワーコン交換ですって」

冷却ファンだけコンプレッサーで吹いておけば良いんだよ。

「火事になると消せないそうね」

何が燃えるんだろう?

「廃棄するのには大金かかるそうね」

電線被覆以外すべてリサイクル可能なんですけど。

 

アホなことばっかり言いふらして村人を騙すんじゃないよ。

原発を止めた村にまた戦いを仕掛けるつもりなのかい、原発屋よ。