原電東海第2原発(茨城県東海村)に対して、茨城県など9都県の住民が同社に運転差し止めを求めた訴訟で、

水戸地裁は、「実現可能な避難計画や防災体制が整えられているというにはほど遠い」として運転を認めない判決を言い渡した。

原発の運転差し止めをめぐる訴訟に於いて原告側が勝訴するのは関西電力大飯原発3・4号機への福井地裁判決(2014/05)に次いで二例目である。

福島の事故後10年が経ち人々の頭から原発への怖さが薄らいできているように思われる。

司法は冷静な目で危険を判断したのでしょう、上級審で政治的にひっくり返る?にしても、現在のコロナぼけの頭に久々に原発への警戒心が戻って来たのはとても良いこと。

コロナも怖いけれど放射能はもっと怖い。

コロナが個人の責任範囲によるのが多いのに比べて、原発事故の被害者にはまったく落ち度はない。

「それでも過去に原発立地への補償で良いことも有っただろう」

そんな考え方が少しでも頭を過ぎったなら、あなたも原発難民になるでしょう。