昨日のダム湖の色。

 

なんとなく土砂の茶色が混ざっているような緑色だ。

一旦濁ると元の澄んだ色に戻るのにずいぶん時間がかかるようだ。

そりゃそうだろう絵の具の筆洗いバケツのようなもので、

細かい粒子の色が気にならないようになるにはずいぶん沢山の洗い水が要る。

ダムは全部の水が抜ける事は絶対無い、死水といってゲートより下の部分の溜まり水は抜けない。

よって土砂の粒子が最後の一粒まで綺麗さっぱりダム湖から去ることは永遠にない。

土砂は水質評価の基準となるBOD(生物化学的酸素要求量)を悪化させるものでは無いが見た目の綺麗さは失われる。

「綺麗な水」とは、やはり見た目に綺麗で有って欲しいと思う。

 

冬の湖水