自転車は乗車中にタイヤの回転が見える。

使っている内にリムの真円度が狂ってくると左右に振れだす。

スピードが低いと言えどタイヤが振れているのを見ながら走るのは気色悪い。

ブレーキの効き方にも影響するだろう。

私はブレーキにうるさい。

ブレーキは握力に応じてジワ~と効かなければならない。

振れたリムによってブレーキパッドとリム側面のあたりが変化し制動力がギクシャクするのは許しがたい。

そこでリムの芯だしをやってみることにした。

スポークを張ったり緩めたりして調整するリムの芯だしは初めてやる作業だ。

スポークをバラバラの状態から組み立てろと言われたらとても出来ないだろうが微調整だけなら出来るだろうと。

結果は、

調整前

https://www.youtube.com/watch?v=y26mIjF1gO8

調整後

https://www.youtube.com/watch?v=Q0eiYNu_StU

わりと満足出来るレベルに仕上がった。

試乗してみたら良い感じ、ブレーキの感触がとても良い。

それと車体の軽い動きを実感出来た(これは作業には関係しないかも知れない)。

この作業には計測器(ダイヤルインジケータ)が必要で、計測器無しで闇雲に行なうと収拾がつかなくなることは間違い無い。

https://www.youtube.com/watch?v=yDa5I7V3_M0

https://www.youtube.com/watch?v=Lz0qu-wLhzI

https://www.youtube.com/watch?v=ph9pNIca3sA

この自転車は息子のお下がりを貰ったものだ。

盗難に遭い諦めていた頃発見され戻ってきたが、既に不要だと私のところにやってきた。

スポーツタイプなので非常に軽く電動ママチャリと比べるとまったく別物である。

電動よりも遠くまで走れそうな予感がする。

これからは運動と指のリハビリも兼ねてこの自転車を使うようにしよう。

重量は電動自転車の半分以下でしかない。