隣の集落の同級生。
彼女は4年前にご主人と父親を同時期に亡くしている。
私が妻を亡くして落ち込んでいるとき「私も1年くらい思い出していましたね」と、
聡明な彼女はそれとなく区切りを暗示してくれた。
女手一つで農作業、母親の介護、家事、近所付き合いをこなしている。
軽トラで走り回っている姿を良く見掛ける。
その彼女に最近新たな仕事が加わっている。
孫の世話である、シングルマザーの娘に代わって。
何故ならコロナで小学校が休校となっているからだ。
彼女が抱える仕事量は膨大である。
茶畑ひとつとっても半端な面積ではないらしい。
今回のコロナ騒動では賃労働への支援は手厚い?ようだが彼女の場合は何も無い。
その賃金支援策についても労働者が確実に救済される保証は何もない。
国や自治体の申請主義はハードルを高い位置に設置する。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07_00002.html
ぜんざいを食べなくても死にはしないだろうけれど。
https://www.youtube.com/watch?v=Wc-CI6WtJmE
救済金(税)は本来救済を必要としない所へ流れて消えてしまうかも・・・知れない。