先日田舎の友人が妻の仏壇に立派な花を供えに来てくれた。
白でまとめられた生花には、友人は何処で知ったのだろう?百合の花が省かれていた。
友人はずっと田舎にとどまってきたが世情に詳しくネットワークは広い。
長く地元の森林組合で要職に就いていたが部下の不始末の責任を取って辞めた。
少しの間精神を病んでいたと自ら言う。
組織人の辛酸を知り尽くしている友人からこんな話が出た。
あのト●タの秘密である。
新車開発に関わる人たちに逃れられない悲劇の現実が有るそうだ。
万一自分が巨大プロジェクトに損害を出してしまったときの責任を思うと、
そのプレッシャーやストレスは生半可なことでは済まず、
新車一台の開発で何人かの社員は自ら命を絶ってしまうそうだ。
そしてその事実は悲しいかな組織の中では当たり前のこととされ経営指針に盛り込まれているそうだ。
人の命をとても薄っぺらなものとしてト●タは捉えているのが事実。
そのト●タがこの田舎に広大な山林を所有している。
以前、山林王の相続問題が環境問題へ波及することを書いたが、ト●タはきちんと山林管理は出来ているようだ。
友人は山林関係の仕事に再就職して、今は大変健康的な毎日を送っているそうだ。