「参照」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
父母の施設がインフルエンザ感染予防で面会禁止になって2週間以上が過ぎた。
先日も父を病院に連れて行った帰りに、「もういいだろう」と思い施設内に立ち入ろうとしたら玄関先で追い返されてしまった。
介護業界大手が運営するこの施設の防疫管理と、施設長始めスタッフの教育の徹底ぶりに私は絶大な信頼感を持っている。
翻って我が日本のことを書く。
コロナウィルスについての防疫体制は既に後手後手のように思う。
もう拡散は止められないだろう。
特に客船「ダイヤモンドプリンセス」の乗客について憂慮する。
遅いかも知れないが早急に船から避難させるべきだ。
何故か?
船の空調設備に問題がある。
空調設備こうなっているはずだ。
何千?室も有る客室の空調は個別空調では無く集中空調はずだ。
大規模空調機によって各個室へ循環空調が行われていると思われる。
昔のビルディングで行われていた空調方式だ。
ビルでは個別空調に変遷してきたがそれには訳が有る。
各テナントがビルの全部の部屋に入室して稼動しているとは限らない、
夜間や休日など稼働率の少ない場合に大規模空調機では効率が悪くなるのだ。
よって各テナントが自由に個別エアコンを入れたり切ったり出来るように変わってきたのだ。
客船はどうか?恐らく満室である。
したがって大規模空調機を備えた方が効率は良くなる。
乗客はどこかの客室から空調用ダクトで運ばれてくるウィルスを吸わされている。
エコノミーもスイートも関係無くもれなく全員が、である。
今何をなすべきか?は、3・11の時と同様にアメリカに習うべきだろう。
国はオリンピックを強行するだろう。
無能なリーダー達に期待をしてはいけない。
自分の身は自分で守るべきなのだ。
冒頭の「参照」は開高健が、私が生まれたころに書いたフィクションとは思えない小説である。
今回の危機も「パニック」を経て似たような終結になりそうな予感はする。