ギプスの何処に惹かれたか?
「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」
アメリカ海軍の犯罪捜査を担当する部署の物語。
海軍がらみの殺人事件を捜査する。
その主役がギプス捜査官である。
ギプスは仕事が出来る。
部下が収集した情報を瞬時に把握して間髪入れずに次ぎの指示を出す。
自分が先頭に立って危険な現場に向かう。
直感が鋭く妥協はしない。
ギプスは人情家でもある。
冷酷な雰囲気であるが部下思いであり、
独身だが四度の結婚と三度の離婚を経験し最初の妻のことが忘れられない。
深い友には本音を出すことができる。
ギプスはハイテクに疎い。
自宅地下室でボートを作る器用さを持っているが、
電子機器には疎く直ぐかんしゃくを起こして壊す。
ギプスの狙撃の腕はゴルゴ13並。
銃身の長い狙撃銃で何キロも離れた相手を倒す。
ギプスは酒の飲み方がクール。
ピクルスの空き瓶?でバーボンを飲む。
まあ、ドラマだからね。
惹かれて当たり前か(マークハーモンは変人だと聞く)。
リロイ・ジェスロ・ギブス (英: Leroy Jethro Gibbs)
演 - マーク・ハーモン/ショーン・ハーモン 日本語吹替 - 田中正彦 / 田中秀幸 / 井上和彦
- 出演 - パイロット、シーズン1第1話 -
- NCIS特別捜査官、上級捜査官 (英: senior field agent)。現場対応チーム主任。
- 本作品の主人公。元海兵隊一等軍曹の凄腕捜査官。海兵隊時代に狙撃手として砂漠の嵐作戦にも参加した経歴があり、現場でも稀に狙撃手を担当することがある。寡黙で、卓越したリーダーシップと人の嘘を見抜く直感、捜査における独自のルール(「ギブス・ルール」と称される)でチームを牽引し、事件を解決に導く。「謝罪は弱さの表れだ」と考えており、基本的には相手の謝罪を受け付けることはなく、また彼自身も謝ることは滅多にない。その性格から部下には恐れられているが非常に部下思いで、容疑者にメンバーの安全を脅かされた時には怒りを露わにする。部下がふざけている時によく後頭部をはたくが、それは部下への愛情表現の裏返しでもある。捜査官としては一流だが、ハッシュタグなどのネット用語を理解できない、携帯電話を「使いにくい」という理由だけで壊す、コンピュータも1人だけ旧式の物を使っている、など電子機器には非常に疎い。パソコンが不調になるとバンバン叩き、更に傍らに立てかけてある金属バットで叩くので、その度マクギーが止めに入る。だが、かつて潜入捜査でIT技術者に扮したことがあり、当時の技術について猛勉強したらしく、多少の(上辺の)知識はある。このことを知った部下たちは皆一様に信じられないという顔であった。
- 斥候・狙撃部隊にいたためか人の背後に忍び寄るのが得意で、部下が無駄話やギブスの噂話をしているといつの間にか背後に居る、というシーンがしばしば劇中に登場する。また、いわゆる地獄耳であり、離れた距離にいるにも関わらず部下の話の内容に言及することもある(これに関してトニーは声が天窓に反射してギブスがいつも立っている場所に届いているのだろうと推理している)。
- 無類のカフェイン好きであり、仕事にブラックコーヒーは欠かさない。報道陣によって朝のコーヒーを台無しにされた時は激怒して取材を拒否し、遠方での捜査で泊まりがけになると自前のコーヒーミルを持ち込んでいる。健康診断のためにコーヒー断ちをした際は、普段以上に怒りっぽくなり、その上元妻が二人揃って押しかけてくるなどで、イライラが極限に達し、目の前の他人のコーヒーを奪って飲んでしまった。同じくカフェイン好きのアビーには、アビーの好きな『カフ-パウ(Caf-Pow!)』をよく差し入れしている。
- 輸送船への自爆テロが起こることを上層部に警告するが受け入れられず、結果的にテロが起きてしまったことで、一度はNCISを辞職し、元上司のフランクスのいるメキシコに隠居する。ところが、部下のジヴァが濡れ衣を着せられ窮地に陥っていることを知り、ワシントンD.C.に戻り捜査に協力する。その後、かつて彼が捜査した強盗殺人事件の犯人が無実を訴え脱獄。事件解決後、正式にNCIS捜査官として復帰した。
- 独身だが、過去に4度の結婚を経験し、うち3度は離婚している。赤毛の女性が好みで、結婚した相手は全員赤毛だった。なお、母親アンも赤毛である。2番目の妻ダイアンは、離婚後にフォーネルと再婚し1児をもうけた。ダイアンは気の強い恐妻で、元夫の財布の中身を把握しており、フォーネルは彼女を「尋問の達人」と評している。さしものギブスも(フォーネルも)彼女には登場する度に主導権を握られ、ペースを狂わされている。3番目の妻レベッカは弁護士との浮気をギブスに目撃されて離婚。4番目の妻ステファニーとはモスクワで1年間暮らしていたが離婚。別の男性と交際していたがフィラデルフィアに帰郷した。唯一離婚しなかったのは1982年に結婚した最初の妻シャノンで、シャノンはカリフォルニアで麻薬カルテルによる連邦捜査官の殺害を目撃、証言したため、ギブスが湾岸戦争(1991年1月17日-2月28日)に出兵中に一人娘のケリー(1984年生。享年8)と共にカルテルの構成員により殺害された。この事件がきっかけとなり、捜査責任者であるマイク・フランクスにスカウトされ、1991年8月からNIS(NCISの前身。92年にNCISに改組改名)に勤務、92年に入局した。当初、ギブスは親しい人を除いて公にはシャノンとケリーのことを隠しており、そのためダイアンとの結婚が初婚と思われていた。今もシャノンとケリーのことを深く思っている様子は、作中でたびたび描かれている。ダイアンは、自分はギブスを愛していたが、ギブスが愛しているのはシャノンとケリーだけと語り、自分が彼と別れた本当の理由がそうだったことをほのめかしていた。
- メンバーで唯一の一軒家住まい。専ら暖炉のある居間のソファで寝ている。このソファはお気に入りだったようだがかなり古くスプリングが飛び出して流石に熟睡できなくなり買い替えている。朝食はパンケーキが嫌いなため、シリアルで済ませている。夕食は暖炉で肉を焼いているが来客者からは「生焼けだ」と不評の様である。割と来客が多く、フォーネルが一時居候していたこともある(エミリーが家に呼び戻す秘策としてシロアリを家にばら撒いたため駆除で自宅が使えなくなったギブスが毛布と枕を抱えてファーネルの家に避難する羽目になった)。また、真冬に街が停電になった時は暖房が使えなくなった部下たちが暖炉のぬくもりを求めて押しかけてきたこともある。
- 趣味は木工。自宅の地下室にて電動工具を全く使わないボート造りをしており、ボートには亡くなった娘ケリーの名を刻んでいる。また、作業場にはシャノンとケリーの生前の声が録音されたメッセージテープもあった。すでに数隻完成させて海に浮かべてもいるようだが、どのように地下室から搬出しているのかは不明で、ギブスもノーコメントを貫いている。完成したボートのうちの一隻は、マイクの孫娘アミラに贈られており、これは事件現場として解体された。ちなみにギブスはアミラの名付け親であり、マイクの一家(義娘、孫娘)とは家族のような関係である。
- 手話が扱えるため、同じく手話を扱えるアビーと秘密の会話を行うことがある。ロシア語も堪能で、容疑者がロシア人の場合にはロシア語を交えながら尋問し、またLA支局のカレンとロシア語でやり取りしている場面がある。
- ペンシルベニア州のスティルウォーター出身。自分の過去に関してほとんど語らないが、ダッキーは「10年前のギブスはトニーそっくりだった」と語っている。父曰く、子供の頃からガレージワークが好きで、1976年に入隊のため離郷。シャノンも同郷で、離郷の日に駅で初めて彼女と会話を交わした。シャノンは自分の生き方にいくつかのルールを課しており、ギブス・ルールはそんな彼女の影響によるものらしい。