山で暴れた一日半

　作業は二日がかりになってしまった。

去年より行っていた田舎の樒（シキミ）山の整備だが、実は不完全（というより私だけでは作業不可能）なところが有った。

樒林の中に植えられた欅（ケヤキ）の木が大きくなって、内２本が電線に干渉して危険な状態なのだ。

以前中部電力が「危ないので切らせてくれ」と言ってきて許可したのでスッパリ切ったものと思っていたらチョットしか切らなかった。

本当にチョットなのだ。

６６００Vの高圧線の箇所だけで、低圧線は触らぬ程度、下の方の電話やケーブルテレビ線に至っては枝が触ったままだ、切るのを遠慮したのかどうか知らないが木は生長するんだからねえ。スパッと切ってくれよな。

そこで助っ人登場。

近所のｓさんとｍさんが加勢してくれた。

いつものMさんではない別人のｍさんだ。

私もハスクバーナを準備して行ったが山仕事のセミプロの2人が居ては出番は少なかったのでもっぱら記録係となった。

ずらり勢揃いのエンジンチェンソー。

この2本の欅（ケヤキ）が電線の障害物になっていた。

ツーストロークの軽快なエンジン音は気持ち良い。

ドッスーン。

幹が腐り始めていて数年したら危ない状況であった。

ｓさんのチェンソーさばきはプロ級。

私はもっぱら小枝の切断だけ、精鋭ハクスバーナが泣く。

２本は難なく解体された。

ｍさんのユニック車登場。

ｓさんが誘導して大木を引っ張り出す。

３本目は大きい。

ｓさんは私よりずいぶん年上なのに（中学の時習った先生）身が軽いねえ。

大きな株だこと。

通りがかった区長も見に来る。

ｓさんは秘めた教養を表に出さない好感度バツグンな口笛吹き。

作業前

作業後

田舎の人情に感謝であります。

番外編

今日のエム（M）

ふてくされてきました。