明日は妻の一周忌の法要である。

妻の兄弟姉妹と、私と息子たち、姉夫婦だけである。

施設入所中の父母には無理に来ない方が良いだろうと判断した。

親戚にも遠慮願った。

仏壇を掃除していて知った。

過去にボヤを出していたことを。

良く聞く話だが、『仏壇から出火して全焼』。

そう、その一歩手前だった模様。

昔から思っていたが、「田舎の家の仏壇はやけに渋い様相だな~」と。

金ぴかメッキなどの光り物が煤で黒く変色している。

それはそれでいぶし銀のような落ち着いた風情に思えて私は気に入っている。

下手に改修してピッカピカになったら先祖も落ち着かないだろう。

ともかく、家屋全焼一歩手前だったのは解った。

良くある蝋燭や線香の不始末ではないらしい。

父の素人細工の電気配線が出火元だったそうだ。

田舎の家にはそのような、父の素人配線がいたるところに張り巡らされている。

一度真剣にチェックしておかなければならないと思うのだが・・・