昨日田舎から自宅のあるY市のマンションに戻った。

どうも違う。

日中のリビングはポカポカで暖房いらず。

今朝も5時に目覚めて布団の中でじっとしていたが、

北向きの部屋なのに寒くないぞ。

窓から冷気も落ちてこない。

6時の気温を調べるとY市は4℃、田舎のO町は1℃。

ずいぶんと違うものだ。

これはずっと前から知っていたこと。

以前から時々田舎に行ったときに感じる寒さは数段きびしいことを知っていた。

気温の差と家屋の違いが体感寒さの違いになっている。

私は良く暖かい自宅マンションのリビングに居るとき、寒い田舎家に暮らす両親を思ってやりきれなかった。

その償いの思いが今、暖房なしで震えながら夜明けを待つ我慢を実践させている。

そんな不憫な生活を強いられてきた両親も今はホームで暖かく暮らしている。

もっとも母は、寒い暮らしが身に沁みついてしまったのか何時でも「寒い、寒い」を繰り返している。

真夏でも「寒い、寒い」、ああ恐ろしや長い習慣が言わせる言葉だ。

母は温度センサーが壊れたのかもしれない。