自然農法を気取って農薬も肥料(最低限チッソ・リン酸・カリは施した)も使わず鳥獣対策もまったくやらず、そんなんだから惨憺たる結果ではある。
でも私はそれで良い、一人が食べるには鳥獣が食べ残したものを頂くだけで十分だ。
雑草混じりの野菜に虫が付きその虫を狙って鳥が来て獣も来る、そして肥料になる糞を落としていく。
人手を究極まで省いた放ったらかし農法である。
まずは苺、去年は大量に収穫出来たが今年は猿が全部平らげてしまった。
完食ありがとう、私の自然農法に協力して糞まで残していってくれた。
次は茄子、こんな小粒のうちにカラスがついばんで傷付けてしまう。
くちばしの形がくっきり。
ここまで突っつかれるともう食べる気はしないね、いっそ全部喰っていってくれよ。
次に胡瓜、これくらい小さいうちに収穫しないと次の日には消え去っている。
次はミニトマト、これも色づく前に収穫しないと消えて無くなる。
ピーマン、無傷で大きいのが収穫出来た、たぶん動物は辛みが苦手なんだろう。
インゲン、これも鳥獣による被害は無い、つる性ではなく地べたを這う品種なので葉っぱが目隠しになったのかもね?大量に収穫出来た。
商品には成らない野菜ばかりであるが無農薬だから安心。
今日は枝豆を植え付けたけれど、これは鳥獣が狙うらしいので収穫できるかどうか解らない。
結果は又報告するとしよう。
この地域で本腰を入れて野菜を作ろうとすると、このような鳥獣対策が必要となる。
単管パイプと網で畑全面を囲ってしまう必要がある。
業者に頼むとウン十万円、器用な人が自作するには資材が1トン以上も必要になる。
狡猾なカラスや猿はそれでも網破りをするそうだ。
私は野菜を出荷することは無いので自然任せにすることにしよう。
私の畑はこんな様子、ごちゃ混ぜ鳥獣解放形。







