最後のドキュメント
2018年4月27日
近況報告に追い付いてきたゆえに最後のdocumentとなる。
妻が特養施設に入所した日である。
桜の名所に立地したこの施設で8カ月間、
妻はついに其処で桜を観ることはなく逝ってしまった。
看取ってやることは出来なかったが、眠っているような安らかな表情をしていた。
一切の延命治療を拒否していた妻は正に自然の安楽死とも言える人生の閉じ方をした。
十分に楽しんだろう、ね、そうだろう。
この方のブログを追いかけていたのですが、昨年11月に休止されたままになってしまった。
このようなことであったのかと事実に驚いております。
妻に比べると病状の進行は浅く、妻のようにまだまだ人生を楽しめた・・かもしれません。
しかし又死を選ぶことも人間の尊厳たるものです。
多系統萎縮症・・・この残酷な病気の治る日が訪れてくれるように祈らずにはおれません。