現在進行形

 昨日の断酒会。

私の足は重い。

言い訳がましいことは言うまい。

私の心の問題だ。

皆勤を続けてきて初めて欠席した矢先の敗北スリップだった。

言い訳がましいことは絶対に喋るまい。

しかし、私の声は次第に小さくなっていったようだ。

司会の長老(この方は少々耳が遠い)から、

「徐々に声が低くなって私には聴こえないのですが、それは貴方の意志も低くなっているからなのでしょうか?そのように捉えられても仕方有りませんね」

言い訳は言うまい、その通りだとも言えない、「一からの出直しですわ」としか。

先日、私のスリップを知り会の代表夫妻が田舎の家を訪ねてくれたとき、

「○○さんの置かれている状況は良く分かりました。しかし貴方を見習って後を追っている人たちもいるのです、是非又来てください」

有り難い言葉、そう思って出直す決意でやってきたのだが、最後尾に回った私には今まで後進だった人たちが眩しく輝いて見えてしまうのだった。

自信は盤石な地盤には無かったのだ、脆く崩れる危うい砂上でのバランスだったのだ。

しかし自信を完全に無くした訳では無い。

2年近くアルコールを入れなかった体がアルコールを拒否する反応を見せ始めている。

今回もそれは顕著に現れた、飲んだ途端に気分は悪くなったのだから。

 

心の問題であろう。

私は鬱病という立派?な病名を“合意”のもとにいただきカウンセリングと投薬を続けている。

市から医療費補助もいただいている(自立支援という名目であるから私は未だ自立出来ていないひよっこな訳だな)。

 

 夕刻に姉からtel、更なる精神科の情報を持ちかけられ私はキレた。

汚い言葉を吐いて電話を一方的に切った。

もう勘弁してくれ、本当に病人にされてしまうではないか。

そう咄嗟に考えたのだが私の早とちりであったかも知れない。

私を心配してくれてのことだとは十分解っているので姉に謝りたい。

 

 今日は早朝から陸運局へ妻名義のままの車の名義変更に行った。

相続になるので少々厄介。

遺産分割協議書には二通りの書式が有り百万円以下の場合には協議成立申立書として他の相続人の署名を省ける。

妻の車は明らかに百万円以下(10年物だから査定0だよ)であるのでその書式で申請すると「評価額を証明出来る資格者が作った査定書を出せ」とムチャブリをしてくる。

それならと、両方用意してきた百万円以上の書式で申請するとすんなり受理。

ところがだ、

同じ建屋の中に同居する県税窓口で取得税を収めようとしたら車検証見て即査定額0で取得税は無し。

これってどうゆうこと?

お前たちなあ、鼻くそ飛ばしあえる近くに居てやなあ、連携ちゅうもんは知らんの?

国と県で「うちはうちの仕事だけやってますもんっ」って態度は自立支援いただいてる鬱病の私には理解できんことだわ。