現在進行形
ひょんなことから父母が老健に入所することになった。
ショートステイ中に母が施設内で転倒手指骨折顎裂傷。
転倒状況を誰も見ておらず本人に聴いてももちろん真空宇宙で徒労に終わる。
推測状況を元に施設側が責任を感じた?のかトラブルを恐れた?のか怪我完治までの入所を特別に提案してきた。
慣れきった自宅の方が安全かとも判断したが医師の言う完治一ヶ月の間グルグル巻きの包帯を即刻取ろうとした母のお守りをする自信は正直言って無い。
提案に乗った。
父も一緒に入所することになったのは母の行動(徘徊)を制御する為で父は大きな負荷を負う事になった(既に現在入所前日の夜、不眠で苦しんでいる)。
認知症の母の真空宇宙は誰も行き先を見定めることなど出来ないが、唯一、父が側に居れば真空度が緩和される。
辛抱強い父だが、一体いつまで持つだろうか・・・
そして私は一人残された田舎家で、集落の働き者達との対比関係を怯え暮らすことになりそうだ。