現在進行形
安倍首相は昨日の所信表明演説で深刻な人手不足に対して外国人材の活用に法整備を進めると言った。
即戦力となる外国人に、もっと日本で働きやすくなってもらおうとの考えである。
もっとも、企業はすでに国籍なんかにかかわらず有能な人材を確保しなければ成り立たなくなっている。
資本主義の競争原理は国のリーダーより先にことを進めていく。
一方外国人労働者を劣悪な環境下で働かせている事実もある。
ベトナムのクワン国家主席来日のときの挿話などにそれは表れて、
伝えようとしたことと裏腹の、そうではない事実が伝わってくる。
もう聞き飽きた”強い日本”もことさら強調しないでいただきたい。
強いものの対極として弱いものが有るのだから。
Kさんが退職後h社に舞い戻ってきたとき、即戦力として仕事の出来る環境は整っていた。
退職前のKさんが関わった業務データは消されることなく残されていた。
Kさんは時間の壁を乗り越えて何事も無かったかのようにしっくりと職場に馴染んだ。