現在進行形
中央省庁の障害者雇用率水増しは予想通り地方機関にも派生した。
やがて民間企業にも調査は及ぶだろう。
この種統計において過ちが起きやすいのは数値の根拠に対しての洞察力欠如であろう。
私達は余程”おかしいと感じない”限り公表された数値を信じている。
数値というものは何故かしら人を信じ込ませる素性を持っている。
大勢のミッシングワーカーが失業率から抜け落ちていても不感であるように。
研究室で使われるような数値と、実社会の数値とを同じ捉え方をしたとしたら間違いである。
世の中の指標や統計数値は出鱈目であると思った(少なくとも疑った)ほうがよい。
貴方の自動車が謳われた燃費に満たないのは貴方の運転が下手なのではない、
マイナス金利でタンスに埋まってしまった札束を見ながら今一度真相に考えを巡らしてみよう。
今回の問題は障害者雇用の理念に始まり、制度・基準・検証の不備、そして何より”障害者への理解不足な社会”が一番の問題ではないか。
偏見によって有能な障害者が埋もれてしまう社会であってはならない。
介護現場の人材不足は身にしみて感じている私です。
更に将来の予想を知ると小手先の手立てではどうにもならない思いだ。
妻一人の介護にはほぼ一人の介護者が必要なのが事実なのだ。
妻は不治の難病に罹患し障害者となり寝た切りになって特養に入ってる。
それでも妻は私たち家族の大切な希望の人であって生産に寄与しているとも言えます。
皆に訪れる親の介護も個人差は有れ大変なことが予想されます。
外国人労働者活用?それは日本のことしか見てない手前勝手で稚拙な方法でしょう。
国はどのように舵を取るのか私は見届けていきたい。
外国人実習生が生産に大きくかかわっているのは周知の事実で、中小企業はそれなしには成り立たないのが現実です。
しかしそこには不正な就労事実が公にして隠されている?という不思議があります。
大手企業もその真似をして、不正な道の先に数字を描いてしまっているようだ。
経団連会長の出身企業としては、数字は正当に作り上げて欲しいものだ。