気候が宜しくなって、
秋の味覚に興味が移ってきましたね。
嗅覚を効かせてふらふら出歩きたくなってきます。
サンマと松茸が代表格。
どっちかと問われればサンマ。
前を走るのは派手な3輪バイク。
不思議な運動体だ。
後輪動力ユニットは路面と平行を保ったまま、
乗り手と荷台を含む可動部がバンクする。
フルスロットルで交差点を抜けていく。
2輪には真似が出来ない急旋回性能。
pizza-laの兄ちゃんは現代の街道レーサーだ。
プレスライダーやバイク便など、時代を駆け抜けてきた職業ライダーと同様、
正真正銘時間と戦うプロフェッショナルなのだ。
♪ピンポ~ン「キノコのピザMサイズ、おまちどうさま」
 「遅いわね!5分遅刻よ」
今日もフルスロットル30Km/hで街を駆け抜ける。
”ラットパトロール”というテレビ番組、知らないでしょうね。
ねずみ退治屋さんとは違います。
荷台に機関銃を据えたジープで砂漠を走り回って戦争ごっこをする。
ねずみのようにちょこまか走り回る姿がラットパトロールの由来。
”コンバット”は難解だったがラットパトロールは好きでした。
振り落とされぬように機関銃を撃ちまくる、ワイルドであった。
ちょこまか走るものが好きな性格では有ります。
でもゴキブリは苦手、生まれてこのかた好意を持ったことが無い。
いや、チャバネくらいは触っても平気ですよ。
黒光りしたやつは先天的苦手生物、遺伝子に組み込まれてしまっている天敵。
せめてゆっくりと動けばよいものを、ちょこまか動き回る姿に怯える。
僅かな隙間に逃げ込んで隠れてしまったらもう外で寝る。
私の周辺からは絶滅したと思い込んでいたのだが。
この間、
半殺し状態でピクピクしてるのを鉄が咥えてきて女房殿のバッグに入れていた。
生息場所は息子の部屋らしい。
無理もない何カ月も掃除をしていないのだから。
私は部屋に近づかないが鉄は無謀にも新入したようだ。
早速息子をたたき出して大掃除にかかる。
その息子、山中に入ってゲリラ戦ごっこ。
エアガンを背負って出かけていく。
迷彩服のリュックから飛び出た銃身が周囲のひんしゅくを買う。
大掃除した部屋に黒光り君の姿は無かった。
エアガンの標的にされ皆殺しにされたようです。
日本産の松茸と中国産の松茸は値段が違うのですが、
何が違うかと思えば、何も違わないまったく同じ種類らしい。
日本人が好きな松茸も中国人にとってはネコマタギです。
尖閣諸島と大陸奥地の赤松林の交換交渉は水面下にもありません。
大国の胃袋には松茸よりサンマのほうが魅力的でしょう。
松茸が心底旨いなんて思う人はいるのでしょうか?
私はちっとも旨いとは思わないのですが、変ですか?
小さい頃、近くの山には赤松林がまだ有って松茸を良く見かけたものですが食わなかった。
今も、日本酒の脇に有っても箸で転がして床に落とす付き合い方です。
きな臭い気配が漂っています。