砂、時々霰。

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稚拙な文章ではありますが読んでもらえたら幸いです(定型文)





最近は身代わり/守る/宿り木/呪いが多いオーロット。


しかしどうもこの技構成は私には合わず、また目の前の相手を1ターンで呪い以上に削る手段が乏しい。


なので今回、Aに降らずとも鉢巻カイリューの神速ほどの威力を持たせられるウッドハンマーという技を採用しました。


種族値

H85
A110
B76
C65
D82
S56


種族値としては平凡、しかし特性の『収穫』、環境に見合ったタイプ、そして他のポケモンと比べると明らかにローリスクで扱える『呪い』が特徴的なポケモンです。
また鬼火、宿り木といった覚えて欲しいような技を一通り覚えるので技に見放されていないです。一応アタッカーにするにしても岩雪崩や地震等があります。悪くないです。


そしてもう1つ、ウッドハンマーを考察していくうえで、そして使っていても明らかだと思ったのは…





ウッドホーンの採用価値が殆ど無い…





というのも、オーロットの仕事は大まかに

1.削る
2.ハメる



の二種類であります。
削りとしては上記の理由でウッドハンマーを採用していますので割愛します。ウッドホーンがここでウッドハンマーに勝る点はありません。



次にハメ。
『ハメられる』ということはつまり



①呪いを扱え、かつ身代わり守るを使えるだけの体力が余っている
②有利な相手と対面している(た)
そして

③既にオーロットを処理できない状況が出来上がっている


ということです。
この状況を早期に作る為にはウッドホーンよりはウッドハンマーを使った方が数ターンは早く作ることができます。
またハメに入った後別にウッドハンマーは撃たなくてはいけない技ではなく、単純なハメだけであれば呪い守る身代わりで十分に行えます。



この理由により、結果的にオーロットにウッドハンマーを採用した場合のが削り性能、ハメ性能共に高くなります。



また、挑発にも強くなり、かつギャラドス、バンギラスへの優劣が大きく変化し、オーロットを処理できる相手の範囲は狭まります。
またマリルリを一撃で潰す手段も手に入ります。オーロットはこの技がないとマリルリ危ういです。



配分と技構成


192-131-130-×-104-84 腕白オボン
252-4-180-0-12-60
守る/身代わり/呪い/ウッドハンマー


身代わりがキノガッサのビルド一回石封じを確定で耐える

Sはニンフィア、ポリゴン2、メガクチート、ローブシン、ギルガルド、マリルリに先制が狙え、かつハッサムの蜻蛉返りで嫌な状況を安易に作らせない為の84。

余りの16はAとDに配分。Aに関しては特に乱数が動いて優劣が大きく代わる相手はいないはず。




宿り木を抜いた理由については、この技はオーロットのやりたい事に『必須』な技ではなく、また対処も容易であり、確かに便利な技ではあるがこの技を採用することで穴を広げてまで必要か?と言われると全くそうではないと思ったからです。
呪いや身代わり、守るは必須レベルの技です。



ウッドハンマーにより大きいのはオーロット自身が先制している場合に身代わりを残す事ができる点でしょう。



これは攻撃技を採用しない場合にはまず狙えない動きです(ダメージをターンの最後以外に入れることができないので)。




被、与ダメージ計算
※ダメージ計算時にウッドハンマー1発+ガブリアスの逆鱗、地震、ファイアローのブレイブバード、マリルリのアクアジェット等の技で確定がとれる場合はそれを明記します。





ダメ計ちょっと長いんで後でまとめて書きます。






質問等がありましたらコメント欄にてお願いします。
①アクアテール
過小評価されている技その1。教え技。
マリルリやギャラドスだけでなくメガプテラ、ガブリアス、カイリュー、メガガルーラのサブ技としても優秀な性能がある。
岩、炎、地面という範囲の弱点を突く事が可能で、水、草、龍以外には等倍で通る技である。
上記のポケモンの耐性や後出しされるポケモン等の要素を考えるとこの技は様々な場面で等倍で通る…というか、相手としては通さざるを得ない。
こういった理由で、私はこの技を高く評価しています。


②マジックコート
これも教え技。
あまり採用しているポケモンを見ないがこれはステロ、欠伸、電磁波等の厄介な技を無効にするだけでなく反射するという絶大なアドバンテージが取れる。
僕個人が考える、ココドラでなくダイノーズを使う理由というのが対カバドリでのこの技である。
補助技に弱いポケモンがこの技一つで優劣を覆す事もあるので誰がこの技を覚えるのか調べてみるのもいいだろう。
相手依存とはいえポケモンというゲームは多少の誘導が効きますので。

③毒ライコウと毒スイクン(つまり初期のノイコウ、ノイクン)
技ではないですね…
とはいえこのポケモン達、最近は瞑想ばかりで毒を見ない気がします。
瞑想ももちろん強いのですが、BW期ではスイクンの雨に対する一貫性のある技(=アンコールされても問題なく、ソーナンスにも処理されない)であり、対雨としてはどこをどう取っても毒のが強かったです。
現在のレートではライコウが電磁波無効のおかげでサンダー、ボルトロス、クレセリアといったポケモンに異常技を無効にしながら後出しできるようになりました。
しかしライコウはスイクンと違い、積んだ後に無効にされず一貫性と火力を取れる技をもたない。また、B方面の耐久も高くないうえ、氷を持てないのでガブリアスに不利がつく。
この点を毒を持つ事で解消する事ができる。
ギルガルド?毒タイプ?
うーん、裏に瞑想スイクンとかヒードラン、寝言鉢巻ガブリアスとかいるならそこまで処理に困ったりはしないんじゃないでしょうか。別にライコウ出さなくてはいけない訳ではないですし。



ここらへんですかね?他にも「この技も過小評価されている」と感じるものがあればコメントで指摘いただけるとありがたいです。
調子乗った事書いてる記事なのでいけねーんだよ雑魚が 雑魚は雑魚なりの態度でいやがれって感じの人はお帰りください。








・メガガルーラの「ねこだまし」という技について

この技の有用性について、猫騙しという技が持つ「ノーリスクで削る」「襷を削る」「技の圏内に入れる」という性能は勿論ですが、デメリットとして「技枠を一つ消費する」「交代先に負担があまりかからない場合がある」「拘れない」というのが大きく響いているのでハリテヤマ、コジョンド等のポケモンでは上記の理由により採用するのが難しい技である、というのが私の現在の考えです。


決して猫騙しという技に価値がないから、等という理由ではなく、技枠があるのであれば採用したいのだがその技枠が足りず、このポケモンにさせたい事を考えると猫騙しという技を切る必要がある…とかそんな感じです。


メガガルーラについて「拘れない」という要素はまず除外できます。
また、「交代先に負担がかからない」という理由に関してもメガガルーラというポケモンが持ち合わせる耐久、火力によって十分にカバーできているものであると私は考えています。


そして一番重要な「技枠」についてです。
これはシーズン1でのメガガルーラの技構成から猫騙しが抜けた一番の理由であったと記憶しています。シーズン1ではメガガルーラとガブリアスの単体性能が他のポケモンと比べても圧倒的に高く自分より速いポケモンも少ないのでなるべくこれらのポケモンに広い範囲を対応させよう、という考えでメガガルーラは猫騙しを切り、特殊技やグロウパンチを持ち始めました。




ここでシーズン1とシーズン2ではレートにいるポケモンのスペックが大幅に上昇している事を明記しておきます。
つまりシーズン1とは全く環境が異なるのです。
それだけでなくメガガルーラも過去作で教え技「けたぐり」を習得しています。




どうやらポケモン考察wikiには書いていないようですが、この技「XYからは体重100.1~から威力100ではなく、100.0~から威力100に変更」されています。誰かwikiの編集お願いします。
これにより同族、というかガルーラに対して猫騙し込みで相手無振りの場合最低217ダメージが入るようになっています。
猫騙し無しでは乱数です。
メガガルーラに対してだけではなくヒードラン、パルシェン、マンムー、バンギラスに対してもこの技は一枠で一貫して相手ができ、範囲という面から見ても非常に幅広い相手を対処できます。
これによりメガガルーラはわざわざ技枠を消費せずとも広い範囲と戦う事が可能となっています。


これの他にも「努力値からくるS調整の問題」「猫騙しによる相手の行動回数の減少と、そこから発展するガルーラの行動回数増加」「猫騙し込みの恩返しによる範囲」等、猫騙しを切る事によって行えなくなる物が沢山あるのですが僕の文章能力では上手く伝えられないのでまた今度、気が向いたら書きます。

BWで強いと言われていた人達のブログを見てもシーズン2でガルーラの猫騙しを切っているものばかりだったので非常に気になったので書きました。