私の趣味は、小さなボートでキスを釣ることです。
日本中でキスの漁獲量が減っているのをご存じですか?
20年で10分の一になってるのです。
佐賀県 水産研究所 シロギス
http://www.pref.saga.lg.jp/kiji00320274/index.html
シロギス キス科
学名 : Sillago japonica 英名 : Japanese whiting
■地方名 (方言) : キス、キスゴ
■主な漁場 : 唐津湾
■漁期と主な漁法 : 4~9月【流し刺網、ごち網、釣り】
一般にキスと呼ばれているが、本名 (標準和名) はシロギスである。ハゼ等とともに海釣りの対象として人気が高い。全国各地に分布し、世界的にも広く分布している。最高30cmに達するが、普通20cm以下である。沿岸や内湾の砂地や砂泥地にすんでおり、危険を感じると頭だけを出した格好で砂に潜る。冬には寒さを避け深みにいるが、春になり水温が上がってくるとともに沿岸の浅い場所に移動し、7~8月の産卵期にはさらに岸近くまで寄り、満月の前後に活発に産卵する。この頃が釣りの最盛期となり、以前は唐津湾沿岸一帯が好漁場となっていた。しかし、唐津湾の佐賀県唐津地区と福岡県糸島地区における漁獲量は1996年の193トンをピークに大きく減少し、2002年には46トンとなり、2009年には36トンとなった。
白身の上品な味で塩焼き、吸物、てんぷら等でおいしい。夏、特に味が良い。鮮度の良いものは象牙色とピンク色の混じったような測線がはっきりしている。
なぜ、キスは減ってるのか? 海水温の上昇や浅瀬がなくなったとか、漁師の網による乱獲などは、すでに実証されている。 最近では温暖化で夏にしか獲れないハモが3月でも獲れる等で、居着いてしまっているようで、キスやイカを食べまくっているのも原因だとニュースで見た(>_<) (エギンガーに知らせてはいけない情報を又アップしてしまった(*^-^*))しかし、コリン・ジャンセン博士の論文が出た事で、海のプランクトンが減少する可能性が立証された。 それは、「マイクロプラスチックが溢れると、プランクトンが死滅まで進んでしまう」レベルで、魚が減少どころか、もっと凄い事になりそうなのです」。 キスは海岸線の近くに寄ってきます。 そこは打ち上げられたプラスチックが砕けてる現場で、新鮮なマイクロプラスチックが溢れています。 壊れたプラスチックから色々な成分が流れ出ます。 貝や藻や小さなエビ、カニなどやキス達はマイクロプラスチックの溢れる海で生活してます。 何年も生きる大型魚よりもライフサイクルが早く、遺伝情報が伝達されやすい。 人間は20~30年で子孫を作りますが、小魚は1~2年で生涯を終える。 遺伝情報が間違って累積されると言われてる。 それほど魚にとってマイクロプラスチックは怖い存在です。 勿論、人類にとっては、もっと怖い・・・ 作り出したのも人間・・・・ キスが減ってる原因の一つにマイクロプラスチックが関係あるかも知れません。
マイクロプラスチックの脅威って、前回のエントリーで紹介しました。 リアルの友達が私のブログの読者になってて、昨日会った時に「マイクロプラスチックって知らなかった~」っていうので、「あなたが今、呑んでるペットボトルにも、入ってるんだ」っていうと愕然としてました。
ペットボトルの製造過程で、どうしても入ってしまうのです。 今では水道水にも入ってます(; ・`д・´) 魚にも入ってるし、牛や豚や鶏のエサにも入ってます。
人間の体には毎日、がん細胞が500個以上出来ているのを免疫が退治してくれてるのをご存じでしょうか? 医療関係者には常識ですが、私が友人に「あなたの体の中に、今 癌細胞がある!!!!」って脅すと、「冗談はやめてくださいよ~」って言われるけど、本当なのです。 普段は免疫が殺してくれてる癌細胞が”たまたま”殺せなかったら、癌が増えていきます。 悪性腫瘍で転移をして出来る場所が悪くて気が付くのが遅れ、薬が合わなかったり、オペが出来ないと・・・・ 死ぬ事になります。 医療学・生物学的には、ただそれだけの事ですが、自分の身や周りに降りかかって来ると、感情が何度も爆発します。
そんなに頑張っている免疫ですが、こんなにマイクロプラスチックを体内に取り込みまくると免疫は対処できませんゾ((+_+))
真面目シリーズの中で”カイアシ”って生物の事を書きましたが、別名”小さな巨人”っと呼ばれてます。(ドカベンの里中投手ではありませんぞ。親父殿(*^-^*)) それほど、海の中に大量に存在してて魚のエサになってるのです。 オキアミやカイアシがマイクロプラスチックやマイクロビーズを飲み込むと、それは魚に、そして上位捕食者に、最後には人間が食べることになります。
体の中に入ると、細胞膜の中に入ってしまうのもいて、これが免疫の攻撃にあいます。しかし、マイクロビーズやマイクロプラスチックは免疫で壊すことが出来ない上に、排出もされない為に、免疫は疲れ果ててしまいます。
体の異変とマイクロプラスチックの研究は今後、進むでしょうが、それまでに大量のマイクロプラスチックは体に入ってきます。
イギリスでは今年プラスチック・ビニールの包装について、2045年までに使用しなくなる事を決めた。あなたが朝食べた野菜を包装していたプラスチック・ビニールは、どれだけありますか? すべてがビニールに包まれて売ってます。
あなたが今日食べた”おとうふ”はプラスチックの容器に入って、”水道水”で満たされて販売されてます。 どちらにもマイクロプラスチックは入ってます。 岩塩以外の海で捕れる”塩”にもマイクロプラスチックは入ってます。 今、飲んでるペットボトルにも、歯磨き粉にも・・・ 体にドンドン、マイクロプラスチックは積もっていきます。 怖すぎて何も食べれくなるくらいマイクロビーズ・マイクロプラスチックは入ってます。
マイクロプラスチックやマイクロビーズは、それだけでも危険なのに、マイクロプラスチックは海を漂ってる内に色々な物を呼び寄せ吸着します。”内分泌かく乱物質”ってご存知でしょうか?以前は”環境ホルモン”と呼ばれてました。 ダイオキシン、PCB(ポリ塩化ビフェニール)、ビスフェノールA(樹脂の原料)、フタル酸塩(プラスチックの可塑剤)などがあります。85種類位の内分泌かく乱物質があるといわれている。 1ミリグラムの水に対して1兆分の1グラムの内分泌かく乱物質で毒の水になります。 この物質が人体に、どう作用するかと言うと、内分泌 イコール ホルモンで、このホルモンは種類ごとに形が変わっててます。 例を挙げると”鍵と鍵穴”のような関係で、受け取る形の鍵穴(レセプター)と入る物質=鍵(ホルモン)は決まってます。なので、違うホルモンが来ても受け取る事は無いのですが、内分泌かく乱物質は色々な形のカギを作っておいて、鍵穴(レセプター)に入ってしまいます。 すると本来分泌されて入るはずのホルモンはブロックされて入れません。 内分泌かく乱物質を受け取った鍵穴(レセプター)は本来発進する情報と間違った情報を発信します。すると卵巣・精巣・脳下垂体・甲状腺・副腎・膵臓・卵巣・子宮などに異常が起こります。 生殖異常・ホルモン異常・発癌作用・内臓疾患・アトピー・花粉症・男性の女性化・鬱・生殖機能の減少・不妊・精子の減少・アトピー・花粉症などの原因の一つであるといわれてます。 が、人体実験はできませんので、動物実験の結果です(/・ω・)/
あのアメリカでさえもマイクロビーズの規制が始まりました。 まずニューヨーク州で2014年2月に、カルフォルニア州で2015年10月に、さらに8つの州で2017年末から製造禁止・2018年末には廃止しました。イギリスでも2016年9月に2017年末までに製造禁止する法律ができました。 日本はプラスチックで溢れてます。マイクロプラスチックが入った食べ物や内分泌かく乱物質が入った食べ物で溢れてます。 やけくそで万歳三唱したくなるほど溢れてます。
皆さんは、ご自分の住んでる地域の自治体の、ごみ焼却施設やゴミ埋め立て地を、ご覧になったことがありますか? プラスチックは分類されて収集されても、燃えるごみと一緒に焼却されてる自治体が多いのを知らない人もいます。 火が燃えてる中に放り込むイメージの方もいます。 今は”高温の砂の中で焼かれてる”事を知らない人が多いです。 一度見学に行かれてはいかがでしょうか? 私は行って見ました。 私の住んでる”福岡県のチベット”行橋市は収集してセンターに集めて大型トレーラーに積み替えて北九州市まで持って行き焼却してます。 プラスチックも生ごみも紙もビニールも植木の枝も一緒に焼却してます。 その施設を見学してからは、生ごみはコンポストに入れて肥料化してますし、紙は分類して、紙・段ボール・雑誌に分けてリサイクル施設に持って行ってます。 普段の生活で無駄なプラスチックを買う事はなくなりました。 コンビニなどでくれる使い捨てのプラスチックのスプーンなどは貰いません。ビニール袋も「いりません」っていいます。 竹や木や金属で出来た長く使える物を大事に使うようになりました。 さらには木のスプーンや箸やコースターやコーヒーメジャーなどを自作するようになりました。 買った物より何倍も大事に使うようになりました(/・ω・)/ 気が付けば身の回りからプラスチックが少なくなりました。 身の回りに 色々な物を置いておく事に疲れてきました。 フィッシングショーに行って貰えるものって、全部ゴミにしか見えません。 体の為にマイクロプラスチックを取らないようなライフスタイルに気が付けばなってました。
癌って怖いです。 昔、大事な友人が40歳で白血病になりました。治療で無菌室で隔離されてる時に20分間だけ話すことが許されました。 「ひでき、体を大事にしろよ」って死んでいく人間に、そう声をかけられて返す言葉がないまま、制限時間になって退出しました。 それが彼との最後の会話になりました。 色々な癌になって戦ってた人や戦っている人を、たくさんお見舞いに行きました。 そうして私はタバコも止めたし、お酒もひかえて、炭水化物中心の食生活から野菜中心に、さらに野菜は自給するようになりました。 頑張って仕事や投資をして、お金は貯まったけど、お金って いっぱいあっても病気にならない訳じゃ無いから、お金より健康が大事だと今は思ってます。 そんな私でもマイクロプラスチックからは、どうも逃げられないみたいです。
釣り師の方が、海岸清掃を呼び掛けてる事があります。 私の近くで、最近、山口の周防大島でやってました。 その日は、他に約束があったので行けませんでしたが、行きたかったです。 他の地域でもやられてますね。清掃活動で ペットボトル、プラスチックやビニール、テグスや金属など自然以外の物を拾ってます。 やってみるとペットボトルの蓋、タバコのフィルターなどの小さい物も大量にあります。 終わる頃にマイクロプラスチックを集めたのを見せて、簡単に説明すると、「清掃活動と釣りが密接な関係である事」が参加された方の疲れをいやしてくれると思います。 清掃活動に参加しなくてもいいので、釣りに行ったときは”ポイ捨て”せずにお持ち帰りくださいね<m(__)m>
私の友人が”不妊治療”をしてます。 ビックリするくらいの料金を払ってます。 そして凄く大変で辛いらしいです。 このマイクロプラスチックが原因の一つなのかもしれません。 妊娠って、おかあさんの体の中に”卵” があって、出来るのですが・・・ いつ、この卵が出来るかを医療関係者以外は余り知りません。 卵は、”おばあちゃんがお母さんを産んだ時”に出来るのです(/・ω・)/ 知ってました?(*^-^*) 詳しく書くと、おばあちゃんがお母さんを産んだ時に”卵の芽”をお腹のなかに作ってるのです。 だから女性が女の子を産んだ時には”孫”まで産んだ事になるのです((+_+)) なので、独身女性が今、食べてる食事に含まれるマイクロプラスチックに付いてる内分泌かく乱物質は孫の体の中に入る可能性があるのです。自分の体は自分で守りましょう。 他人は守ってくれません。 女性の方は孫の体も守ることになるのです。 私達 オスは卵を作れません。 女性の方、体を大事に、なさってください。 お願い致します<m(__)m>
女性が一生で作るホルモンの量はスプーン小さじ一杯だと言われています。 ホルモンの単位は一グラムの10億分の一です。 この量がレセプターに入るだけで、気持ちが良くなったり、怒ったりするのです。 ホルモンは70種位あるといわれてます。代表的なのは男性ホルモン、女性ホルモン、成長ホルモン、糖尿病のインスリン、怒るとか興奮するとアドレナリン、睡眠障害を起こすメラトニンとコルチゾール、セラトニンなどがあります。
もうマイクロプラスチックは体に入ってるのだから、家庭内にあるプラスチックを直接食べた方が早いですなんて、ビートたけしさんやダウンタウンのまっちゃんあたりがいいそうですね(*^-^*)
内分泌かく乱物質の人への影響は”正式には”何もわかってないというのが環境省のコメントです。しかし、こうも書いてあります。 「研究段階ではわかってないが、動物実験で起こってる事が人間でもおこらないとはいえない」との環境庁の見解である。 それは人間で実験する訳にはいかないからです(*^-^*) そこの親父殿、どうでしょうか? 人類の未来の為に実験材料になってみませんか? ・・・ 駄目ですか・・・ (ガッカリ・・・) まあ、タバコを吸ってる事で実験してるようなものですな(*^-^*) また、防波堤で釣りをしながら釣りの道具のゴミを燃やすのも同じですゾ(*^-^*) 一生で作るホルモンの量は小さじスプーン一杯ですが、ビニールなどを燃やすと多くのダイオキシンを体内に取り込んでしまいます。 自治体の最新の高温焼却炉で燃やしてもらうようにしましょう。 自分と家族の命は自分で守りましょう。 野焼きは燃やしてる自分にも危険です。
内分泌かく乱物質のメカニズムの解明や原因物質の特定は、まだ研究段階で時間がかかります。 マイクロプラスチック、マイクロビーズ、内分泌かく乱物質について、日本は規制が甘い。っというか”規制が無い”っと言ってもいい状態です。 ”身を守ろう”っと言っても限界がありますし、出来ません。 ただ、私の”バカみたいなブログ”でも読む事で情報を得る事は出来ますので、ググって調べて、公的な機関の発信してる情報を見つけて、読んで考えてくださいませ。
人間でも、これだけの影響がある内分泌かく乱物質が、体の小さな”魚”に影響を与えてない訳がありません・・・ 魚も不妊や精子の減少が起こってます。 それも世界中の海の魚に・・・
魚が少なくなったのは、乱獲や気温上昇だけが原因ではなくて、この”マイクロプラスチック” や”内分泌かく乱物質”も原因なのです。 世界中の海の魚が減っていきます。
1960年から始まった内分泌かく乱物質によって、癌や鬱や睡眠障害や不妊・精子の減少・男性の女性化などが多く発病してます。 これから更に顕著に表れてきます。 子孫に残すのはマイクロビーズやマイクロプラスチックや内分泌かく乱物質ではなくて、豊かな海と山と空と大地などの自然がいいですねぇ~(*^-^*) 私の子孫にも、のんびりとボートキス釣りをしてほしいなぁ~(*^-^*)
次回もマイクロプラスチックのお話です( ;∀;)