皆さん、こんばんは（こんにちは）。

最近、少しバタバタしておりまして更新が久しぶりです…。

（のんびりやっていきます。）

つい先日、ある方と公務員試験について話題になりましたので、今回は、公務員というテーマについて概要にはなりますが、経験から少しお話できることを伝えていこうと思います。（昔の記憶ですし、あくまで私の私見ですので、詳細が知りたい方は他の方の情報を参考にしてください。）

今の社会状況の中では、公務員という職種は一時期に比べてだいぶ不人気になっているようです…。

様々な要因があるかと思いますが、それでも公務という仕事は世の中に必ず必要な仕事であることに変わりはありません。

そんな公務員の就職を考えている方に、「行政事務」という側面から少しお話できればと思います。

まず一概に公務員といってもその種類は色々とあります。

大きく分けると「国家公務員」と「地方公務員」という区分になるかとは思いますが、土木や建築等の技術や専門的な資格を有する職種、福祉職や警察官や教員等様々なものがあります。自分のやりたい仕事が公務員の職種にあるか詳しいサイトもありますので参考にしてみてください。

一般的に、行政を担う公務員になるためには「公務員試験」に突破しなければなりません。

試験には、職員の長期育成を目的とした年齢制限が設けられており、国家公務員ですと、総合職及び一般職、地方公務員の場合は、上級（大卒）、中級（短大卒）、初級（高卒）の区分の試験となっていることが一般的です。

最近では、社会人経験者を対象とした試験もありますが倍率は高い傾向にあります。

受験資格は、受験する上で最低限となりますので事前によく確認しておいたほうがいいでしょう。

公務員試験とは、通常「筆記試験」と「人物試験」が課せられることが一般的です。

「筆記試験」の中には、教養試験、専門試験、小論文等が該当し、人物試験には、面接試験の他に、プレゼンテーションや集団討論等が課せられます。

最近では、SPI試験なんかも導入されているようです…。

職種や区分によってその難易度は異なりますが、私の経験では、民間企業に就職することよりもはるかに大変に感じました…。

幅広い科目を勉強しなければなりませんし、人物重視の傾向も強まっていますので筆記試験を無事に突破しても合格するとは限りません…。

残念ながら途中で断念した友人や公務員浪人の末、民間企業に就職していった方も知っています…。

今回は、筆記試験の「教養試験」と「専門試験」の科目にはどのようなものがあるかだけ簡単に紹介しておきます。（私が受験した時代とあまり相違はないようです。）

「教養試験」は、主にこれまでの義務教育等で学んだような基本的な内容が出題されます。

　●文章理解（現代文・英文・古文・漢文）

　●数的処理（数的推理・判断推理・資料解釈）

　●社会科学（法律・政治・経済・時事）

　●自然科学（数学・物理・化学・生物・地学）

　●人文科学（日本史・世界史・地理・文学芸術・思想）

「文章理解」と「数的処理」は一般知能、「社会科学」、「自然科学」、「人文科学」は一般知識と区分されることもあります。

これだけでも相当の科目数ですよね…。

次に「専門科目」ですが、

　●法律分野（憲法・行政法・民法・労働法・刑法等）

　●行政分野（行政学・政治学・社会政策・国際関係等）

　●経済分野（経済学・財政学）

など、専門的な分野に特化した内容が出題されます。

とにかく主題範囲が広いので計画的に進める必要がありますし、民間企業の就職活動より公務員の就職活動期間は長くなるためモチベーションを持続する力が必要です。

独学でもなんとかなる職種もありますが、効率良く学ぶためにスクールに通ってもいいと思います。

私の場合は、７割程度独学で、部分的にスクール受講しました。

ただし、近年、受験負担軽減のため、試験も毎年度見直しがされているようです。

公務員を目指そうとすると、時間や労力等かなり費やすことになります。

実際、民間企業の就職活動に比べ、公務員の選考はスケジュール的に長くなります。

また、民間企業の就職活動と並行して対策を進めることや働きながら受験することも可能ですが、なかなか大変だと思いますね…。

やりたいことがなければ公務員を目指そうという記事をどこかで見たことがありますが、どうしてもやりたい仕事が公務員の仕事にないのであれば安易に目指すことはお勧めはしませんよ。（私には過酷でした…。）

公務員になることがゴールではないのです。

　　「どのような仕事をしたいのか」が大切です。

これは、民間企業に就職する場合と同じですね。

今回は以上となります。

また時間ができた時に更新したいと思います、ありがとうございました。