日本人女性とアイスランド人男性が世界で一番長生きだという記事を読んだ事がある。女性であって男性ではない。(そりゃそうでしょう)と思える理由が幾つかある。

まずはサービス残業があるぐらいで、一般に男性の労働時間が長い。また楽しむ事は悪い事とでも考えているのか、息抜きや趣味、バケーションに時間を割かない(割けない)。休日には疲れ切って家でゴロゴロ、という事になる。

そして何と言っても男性喫煙者の多さ、食生活の貧弱さがある。

タバコはここでは措くとして、メタボリックシンドローム(メタボリック症候群)については既にあちこちで伝えられている通り、内臓脂肪型肥満に高血糖、高 血圧、高脂血症などが加わると動脈硬化が進み、ついには心筋梗塞や脳卒中などの病気を引き起こす可能性が高いのだが、これは中年男性に多いのだという。

解消には食生活の改善と運動習慣、嗜好の見直しが必須なのだが、「定年オヤジのしつけ方」の著者によると、夫の定年退職後、昼食は各自用意して食べる事に したところ、夫は毎食カップめんを食べるのだという。カップめんがどれだけ体に悪いか知っているのだろうか。たまーにしか食べないが、その際には(ああ、 今日は体に悪い物を食べるのだな)と覚悟して食べる。スープは飲まない。翌日カップの中を見ると、丸い脂肪の輪がべっとりとスープのふちに出来ているのに はゾッとする。派遣先の30代の男性社員の昼食はカップめんと決まっていて、銘柄を毎日変えて食べていたが、(あああ、そんな物ばっかり食べちゃって)と 人事ながら気にかかった。自作のお弁当を持ってくる女性社員との寿命がどんどん開いて行くのもむべなるかな、である。

牛どん屋のY野家には、深夜など、他にチョイスがなくて仕方なく入る事が1年に1回あるかどうかだが、牛肉は、スーパーなどでは売っていなような脂身が多いくず肉で、私は脂身を外しながら食べるので食べるところがない。

 大分前に入ってみたところ、客は私を除いて全員男性。店員に「女性客の割合ってどのぐらい?」と聞いたら、「1割程度ですかね」と答えてくれた。牛丼屋は1人では入りにくいというのもあるだろうが、ヘルシーでないからという理由もあるだろう。

ランチ時にアトレ品川内の有名レストランに入ってみると、ここは見事なまでに女性客ばかり。栄養のバランスは牛丼などに比べてはるかにすぐれている。牛丼の5倍以上の値段だったが、女性は食に金を使うのを惜しまない。

概して男性は女性より健康や食生活に気を使わないようだ。料理が出来る男性が少ない事もあり、食生活の観点からだけでも女性は長生き、というのは当たり前と言えるのではないだろうか。
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