2006年頃に「黎明期」と報じられたオンライン物々交換、遂に物々交換か、とかつてバーターの実店舗を 利用した事のある私は感心しきり。その店に不要の洋服などを持ち込むと、店内の品物と交換できるのだ。リサイクルショップで買取りをする店は少ないし、 あっても買い取り額が大変低く、知人などは「けっこういいコートもあったのに、12点持ち込んで2000円というから、最近ではわざわざ売りに行かずに捨 てている」と憤慨していた。

 私も、はっきり言って、よっぽどでないと買取店には持ち込まない。その点バーター店だとすっきり家が片付 き、換わりに欲しかった香水が手に入る、などというラッキーな事もあり、たまに利用していたが、引越して遠くなった。そうなると、重い衣服を担いでまで、 と億劫になり、今では全く利用していない。それがオンラインで出来るというので興味を持ち、さっそく調べてみた。

 昨年幾つかのサービス が立ち上げられ、大手ではヤフージャパンが「Yahoo!なんでも交換」のベータ版を3月26日から提供している。アクセスしてみると「あげます」「くだ さい」というコーナーがあり、「あげます」を見てみると、ストッキング、コミック、お椀、ジャンク扱いのデジカメなど、オークションに出すほどではない品 々が並んでいる。実際には「あげます」ではなく交換が多かった。交換であれば双方に送料がかかるので、それに見合うかどうかが利用応募するかどうか思案の しどころである。私がクリックした品物はいずれも「応募者なし」と寂しい状況だった。

 物々交換は思ったより多くのサイトがあるようだ で、交換できる品も様々。比較的交換しやすい、本、ゲーム、DVDでは2007年7月に開設したビブリーというウェブサイトがあり、現在の利用者は約 4000名だそうだ。運営局によると、現在無料公開しており、今後は一部機能を有料で提供する予定だという。

 そうした中で、物々交換サ イトの先駆的な役割を担ったディアログにアクセスすると「現在、アマゾンジャパンからのCDデータ提供打切りに伴い、一時閉鎖しております」という表示が 出る。このサイトは2007年1月にCD交換機能を限定公開したというが、アソシエイト・プログラムに違反しているとの理由で9月にアマゾンジャパンから ウェブサービスの契約解除通知されたという。同サイトのサービスは10月で閉鎖され、今後は代替データの提供を受けてサービスを再開できるよう努力する、 とある。オンライン物々交換が根付くまでにはまだ時間がかかりそうだ。

 そして、私はと言えば、ヤフーの靴に応募、ビブリーに本を登録してはみたが、即決はないのでまだるっこいし、よっぽどでなければあまり利用したいとは思わない。


(参考、出典サイト)

ヤフー
http://koukan.yahoo.co.jp/
ビブリー
http://www.bibuly.com
ディアログ
http://dig-log.jp/
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