TVの娯楽番組の企画ではあるが、日本中で、地元の人に道を聞くなどしてどの県が一番親切で人がいいかを調べたところ、トップが岩手県で二番目が長崎県だった。岩手県生まれで岩手県民をよく知る私はやっぱり、と思った。ちなみに最下位は東京。長年東京に住んでいる私はここで、なるほど、と納得した。


10年ぶりに帰省してみて、サービス業の人たちの接客態度にしても道行く人の顔つきを見ても穏やかで笑顔の人を多くみかける。ところが、岩手県でも、この数年、農産物泥棒が目立つようになっているという。犯罪多発の波は北上しているのだ。


11月19日朝日新聞の岩手県版には、遠野市の「民話の里 柳翁宿」で名物となっている干し柿がこの4年ほど連続して盗まれている、とある。宿の前にある柿の木から収穫して宿の従業員が作る800個以上もの干し柿はツーリストに無料で配られる善意の柿。それなのに、昨年は束にした柿を吊るした竿ごと盗まれていたという。今年も盗まれて、わずか3本の束しか残っていない。関係者は「昔はこんな事はなかったのに」「ずいぶん寂しい世の中になった」と嘆いている。


まさか米を倉庫から盗み出すなどとは思いもよらず、鍵をかけないような岩手の「人がいい」県民性も、「人がいいのもバカのうち」などと揶揄されないよう変化を余儀なくされるのかもしれない。関係者でなくとも「寂しい世の中だ」と思う事だろう。私としては農産物泥棒が岩手県民でないと思いたいところだが、りんごを収穫直前の夜中にごっそりもぎ取るなどという犯罪手口を見れば事情を良く知る農業従事者ではないかという推測をする人もあり、盗難が続発する事態を憂慮せずにはいられない。

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今年9月6日、悠仁(ひさひと)親王が誕生した。これは父である秋篠宮さま以来、実に41年ぶりだそうだ。皇位継承順位は1位の皇太子殿下、2位の秋篠宮さまに次ぐ第3位となるそうな。眞子さまは女児誕生が2人続き、統計というか、男女誕生比率の天の配剤ぶりを見ればそろそろ男児誕生かなーと個人的に思っていたら、やっぱりそうだった。それ自体はおめでたい事には違いないが、大前研一氏の「親王誕生フィーバー ]で見えた日本人のいい加減さ」)にもあるようにほんのつい最近まで熱心に議論していた皇室典範の見直しの議論が吹っ飛んでしまったのだ。ほんと、あの皇室典範改正を巡る熱い議論はどこへ飛んで行ってしまったんでしょう。この先議論される事はもうないのだろうか。


大前氏は、日本は実にいい加減な国だ、昔だったら内乱になっていた重要なテーマなのに、とまで憤慨している。


まだまだ悠仁親王が即位するまでには長い時間があるからその間に雅子妃に男児が誕生しないとも限らないが、雅子妃は「サイレント・プリンセス」、キャリアを犠牲にして皇室に入ったのにまるで封建時代そのままにお世継ぎを産む為の存在として扱われ、精神的ストレスにさらされ、今でも完全に回復していない、可愛そうではないか、と言ったアメリカ人がいた。事は皇室だけの問題に留まらない、女性がそんな扱いを受ける国と思われては、男性だって不利益を蒙るのだ。


議論復活を望む。

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NYより帰国

テーマ:

アメーバブログも進化したようで、ポイントが付くのだそうですね。まあ、500ポイントにはほど遠いですが、現行のライブドアのブログとどちらがいいか、しばらく二股をかけてみようと思います。



来年用の年賀状が11月1日から発売されている。もう準備に取り掛かっている方も多いことと思う。パソコンを使う前にはわたしはアメリカの友人にはクリスマスカード、日本の友人には年賀状と使い分けていたが、2001年に炭そ菌による死亡者(参考サイト)が出てからはEカードに切り替えた。ついでにもらうのは嬉しいが出すのが大変な年賀状は一切止めてしまった。


わたしがクリスマスカードを出すのを止めた理由のもう1つは、アメリカの郵便局に勤めているアジア人の男性に会った時に腕の大きく赤い発疹を見たせいもある。彼の仕事はメールの仕分け。発疹は郵便物の糊のせいだという。「手袋をすればいいのに」と言うと、「そうすると仕事がやりにくい」と言っていた。


郵便物は電子メールと区別して「スネール・メール(カタツムリ・メール)」(註)と呼ぶが、わたしは既にハガキや封書などのスネールメールは「高い」「遅い」という理由で使わなくなっている。日本から海外に郵便物を送る時の送料はことさらに高い。これではますますスネールメール離れが進むような気がする。


実際、年賀状の売れ行きは年々減っていて、来年用の年賀葉書の発行枚数は37億9,000万枚と前年の約40億8,500万枚の92.8%だという。

http://www.bo-sai.co.jp/tansokin.htm

(註)snail mail
人が配達する従来の郵便。電子メールに比べるとはカタツムリのように遅いところから。

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