ごあいさつ
新年度一番に頼まれていた
書類を渡し忘れていた
ことについてお怒りの保護者さん。
まだ状況を飲み込めて
いなかった私は何の書類なのか
わかっておらず、取り敢えず
聞いた先生を探しました。
この時の判断、ミスったな～
と今でも思う(￣▽￣;)
私が聞いたわけではないんだし、
その場で謝罪してなんの書類か
聞いて事務室に取りに行けば
良かったのに、その時は
起こっている本人に
直接何の書類か
再確認するのは、
火に油を注ぐ可能性がある
と言うことを考えてしまって
誰がどんな書類を頼まれたか
先に確認しようという
考えに至ってしまった。
ただでさえ連絡がちゃんと
できていないことについて
怒っている状態だし、
ここで更につつくより
担当したであろう職員に
思い出してもらって、
指定された書類を持って来る
方が得策だと考えたけど、
まさかの相手がヒナギク先生で
危機感もなくヘラヘラが
出てくるとは思わなかった。
いや普段の保育中のミスで
あればヘラヘラもあるかも
しれないけど、まさか
保護者対応のミスで
保育室内が見える状況で
ヘラヘラするとは思いも
しなかったんだよね。
ちなみにその場では
「状況考えて。
保護者さんにご迷惑
おかけしているのに、
笑っている場合じゃ
ないからね。」
と言う風に窘めていては
いるんだけど、ヒナギク先生も
それでまずかったなと思って
慌ててはいたんだけど、
いかんせん最初のやり取り
全部見られていました。
そしてヒナギク先生が
それを覚えていなかった
こともあったので、取り敢えず
指導は置いといて保護者さんの
ところに戻りました。
「本当に申し訳ありません。
対応を行った保育士に
確認を取りましたが、
お渡しする書類がなにか
わからなくなって
しまっていて……
今私の方で事務室に行って
用意してまいりますので、
ご迷惑をお掛けして申し訳
ありませんが、もう一度
どの書類が必要だったか
教えていただけます
でしょうか？」
これでもかってくらい
申し訳なさそうな顔して
丁寧に丁寧にお詫びしながら
何の書類が必要なのか
保護者に確認すると、
保護者は腕組みをして
イラ立った様子で
私を見ながら、大きな
溜め息を吐きました。
保護者
「〇〇の書類です。」
「ありがとうございます！
すぐにご用意いたしますね！
少しだけここでお待ち
いただけますか？」
保護者
「わかりました。
別に急いでないので、
大丈夫です。」
「ありがとうございます。」
なんとなく怒りも解けて
いるような感じがして、
若干の態度の軟化を
感じました。
なので走らず超高速の
早歩きで事務室に向かい、
書類を取りに向かいました。
こういう時、事務の仕事
兼任してて良かったと
思います。
普通の保育士の場合、
書類は事務の先生に言って
用意してもらうから
その分時間がかかるんだけど、
私の場合それ自分でできるので
事務の先生とのやり取りの分
時間の短縮ができる。
ただでさえ怒っている相手を
長時間待たせることは
できないので、私はさっさと
書類を取ると同じく
超高速の早歩きで
保育室に戻りました。
で、戻ったところ、
仁王立ちの保護者と
小さくなっている
ヒナギク先生が対峙していた。
ナニゴト⁉
(￣▽￣;)
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